mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

主婦の共感を得る話の裏で旦那は悲惨な目にあっている

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紙の月

[オススメ度]
★★★☆☆

[スタッフ]
監督:吉田大八
原作:角田光代

[出演]
宮沢りえ、池松壮亮、大島優子、田辺誠一、小林聡美

[上映時間]
126分

 

銀行の契約社員として働く平凡な主婦が顧客の預金を横領して若い男に溺れていくという昼ドラさながらのドロドロパックの昼泥ストーリー。

主婦がポテトチップスを齧りながら思わず「分かるわぁ」と言いそうな物語ではあるが、男性目線に置き換えれば、ただただ田辺誠一演じる旦那が悲惨すぎて居たたまれなくなった。

 

やっぱり猫が好きかはしらないが見事な絡め手を披露する心理戦に長けた女・小林聡美

箸にも棒にも引っかからないモブ夫と化した田辺誠一と濡れ場でしか見かけないといったら怒られるかもしれない平成のMr.濡れ場俳優・池松壮亮を置いておいて、この映画の特徴は宮沢りえVS小林聡美という名女優二人の極限の心理戦。宮沢りえはいつも通り上手いのだが、それ以上に小林聡美演じる銀行の同僚が強烈なプレッシャーで真綿で首を絞めるように宮沢りえを追い詰めていく。

宮沢りえの預金横領に感づき始めた小林聡美が与えるプレッシャーは「家政婦は見た」なんて生易しいモノではなく、ホラー映画さながらのプレッシャーだった。

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2014年公開映画 国内映画賞最多受賞作!
原作:角田光代 × 監督:吉田大八 × 主演:宮沢りえ
日本映画界最高のコラボレーションが贈る、2014年最大の問題作!


●2014年邦画映画賞 最多29冠獲得!
「第27回 東京国際映画祭」では、唯一の日本代表作品にして「観客賞」「女優賞」の二冠達成。
「第38回 日本アカデミー賞」では「最優秀主演女優賞」を獲得。
その他報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、日本アカデミー賞優秀賞ほか数々の映画賞を受賞(※3月1日時点で29冠! )。
2014年邦画を代表する作品『紙の月』がいよいよDVD、ブルーレイにて登場

●原作:角田光代(「八日目の蝉」)×監督:吉田大八(「桐島、部活やめるってよ」)×主演:宮沢りえ(「たそがれ清兵衛」)
日本映画界最高峰のコラボレーションが贈る、2014年最大の問題作!

●主題歌は知る人ぞ知る伝説の米ロックバンドである、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコの「Femme Fatale(邦題:宿命の女)」!

●2014年11月15日(土)、全国260スクリーンで公開され興行収入9億を突破する大ヒットを記録!

[内容解説]
【ストーリー】
バブル崩壊直後の1994年。夫と二人暮らしの主婦・梅澤梨花は、銀行の契約社員として外回りの仕事をしている。
細やかな気配りや丁寧な仕事ぶりによって顧客からの信頼を得て、上司からの評価も高い。
何不自由のない生活を送っているように見えた梨花だったが、
自分への関心が薄い夫との間には、空虚感が漂いはじめていた。
そんなある日、梨花は年下の大学生、光太と出会う。
光太と過ごすうちに、ふと顧客の預金に手をつけてしまう梨花。
最初はたった1万円を借りただけだったが、
その日から彼女の金銭感覚と日常が少しずつ歪み出し、暴走を始める。

[特殊内容/特典]
【音声特典】[宮沢りえ×吉田大八監督]による本編音声コメンタリー
【特典ディスク】●『紙の月』メイキング映像 ●イベント集 ほか(収録時間100分)
※特典ディスクはDVDとなります
【封入特典】●ブックレット
【初回限定特典】●『紙の月』ミニ台本
※仕様は予告なく変更する場合があります。予めご了承下さい。

[スタッフキャスト]
【キャスト】:宮沢りえ
池松壮亮
大島優子
田辺誠一
近藤芳正
石橋蓮司
平祐奈
伊勢志摩
佐々木勝彦
天光眞弓
中原ひとみ
小林聡美
【スタッフ】
原作::角田光代(ハルキ文庫刊)
監督::吉田大八
脚本::早船歌江子
主題歌::「Femme Fatale」ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ(ユニバーサル ミュージッ)
製作総指揮::大角正
製作代表:秋元一孝 水口昌彦 加太孝明 宮田昌紀 山本浩 宮田謙一 矢内廣 高橋誠
エグゼクティブ・プロデューサー::高橋敏弘 安藤親広
プロデューサー::池田史嗣 石田聡子 明石直弓
ラインプロデューサー::原田耕治
音楽プロデューサー::緑川徹
撮影:シグママコト(J.S.C.)
美術::安宅紀史
照明::西尾慶太
録音::加来昭彦
整音::矢野正人
衣装デザイン::小川久美子
装飾::山本直輝
ヘアメイク::千葉友子 外丸愛
スクリプター::田口良子
キャスティングディレクター::杉野剛
俳優担当::楠本直樹 福中真弓
音響効果::伊藤瑞樹
編集::佐藤崇
ミュージックエディター::佐藤啓
宣伝プロデューサー::小林真希
助監督::甲斐聖太郎
音楽::little moa 小野雄紀 山口龍夫
「紙の月」製作委員会:(松竹 ポニーキャニオン ロボット アスミック・エース 博報堂
朝日新聞社 ぴあ KDDI)
企画・製作::松竹 ROBOT
制作プロダクション::ROBOT

[発売元]ポニーキャニオン

(C)2014「紙の月」製作委員会

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紙の月
紙の月
 

バブル崩壊直後の1994年。夫と二人暮らしの主婦・梅澤梨花は、銀行の契約社員として外回りの仕事をしている。
細やかな気配りや丁寧な仕事ぶりによって顧客からの信頼を得て、上司からの評価も高い。
何不自由のない生活を送っているように見えた梨花だったが、
自分への関心が薄い夫との間には、空虚感が漂いはじめていた。
そんなある日、梨花は年下の大学生、光太と出会う。
光太と過ごすうちに、ふと顧客の預金に手をつけてしまう梨花。
最初はたった1万円を借りただけだったが、
その日から彼女の金銭感覚と日常が少しずつ歪み出し、暴走を始める。 

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ただ好きで、ただ会いたいだけだった―――わかば銀行の支店から一億円が横領された。容疑者は、梅澤梨花四十一歳。二十五歳で結婚し専業主婦になったが、子どもには恵まれず、銀行でパート勤めを始めた。真面目な働きぶりで契約社員になった梨花。そんなある日、顧客の孫である大学生の光太に出会うのだった・・・・・・。あまりにもスリリングで、狂おしいまでに切実な、傑作長篇小説。各紙誌でも大絶賛された、第二十五回柴田錬三郎賞受賞作、待望の文庫化。 

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