カラフル
[オススメ度]
★★★★☆
森絵都の小説を原作としたアニメーション映画。
監督は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」などの代表作を持つ原恵一。
キャッチコピーは、「あなたは一度死にました」「ただいま、サヨナラした世界。」「もう一度、人生やり直してみませんか?」。
死んで魂となった少年が黄泉の国で、天使に「抽選にあたりました。」と告げられ、自殺して意識不明になっている「小林真」という中学生として生まれ変わり、人生を再度生きる権利を与えられる。
その魂の器となった小林真の人生は決して希望に満ちたものでなかったー。
また原監督の意向で原作にはない描写として路面電車の東急玉川線(通称・玉電)にスポットが当たっていた。
1969年に廃止された玉電は東京都渋谷区の渋谷駅と世田谷区の二子玉川園駅を結んで路上を走っていたチンチン電車・玉電の存在が映画にノスタルジーさを与えていた。
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「河童のクゥ」「クレヨンしんちゃん」の原恵一監督作品
第14回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞作品
直木賞作家・森絵都の大ベストセラー小説が、最高の映像作品で生まれ変わる!
【収録内容】
死んだはずの“ぼく”の前に、突如“プラプラ”という天使(?)が現れ
「おめでとうございます。あなたは抽選に当たりました」と話しかけてきた。
大きな過ちを犯して死んだ“ぼく”は、再び下界へ戻って再挑戦するチャンスを与えられたというのだ。
そして、自分の罪を思いださなければならないと。
こうして、“ぼく”の魂は自殺したばかりの中学生・小林真の体に入り込み、真として生きることになる。
真の家庭は、一見幸せそうに見えた。しかし、存在感の薄い父、母は不倫中で、兄は出来の悪い真を馬鹿にして口も聞かない。
その上、学校では内気で友達も無く、成績も最低。
救いようのない毎日を生きていた真は、秘かに想いを寄せる後輩ひろかが援助交際をしている事実を知り、自殺したと“ぼく”は知る。
そんな中、真っぽく振る舞わない“ぼく”と、まわりの関係が少しずつ変わってゆく。
家族、はじめて出来た親友、真をずっと見ていた唄子、そしてひろか。
様々なことが動き出し、そして、“ぼく”は「ある事」に気づく。
灰色一色だと思っていた“真”の世界は、
よく見ると、いろんな色を秘めていた――――
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