ハーブと薬味でおつまみ
誠文堂新光社は、2024年6月11日(火)に、冷蔵庫に残りがちなハーブと薬味の救済レシピ本「ハーブと薬味でおつまみ」を発売した。
料理に使うべく購入したハーブを使い切れず、冷蔵庫に入れたままシナシナになってしまった、そんな経験はないだろうか。
スーパーなどで販売されているハーブは、レシピの分量以上で売られていることが多いため、使いきれずに残ってしまい冷蔵庫の隅で乾燥してしまっていることが多々ある。
使い慣れていない食材のため、他の料理でどのように使えばよいか思い浮かばず、考えているうちにダメにしてしまうこともありがち。
同様に「日本のハーブ」といわれる薬味類も、冷蔵庫の中でカラカラになってしまうことがしばしば。
「ハーブと薬味でおつまみ」では、晩酌のアテにもってこいの、ハーブと薬味で気軽に作れるつまみのレシピを紹介。
調理手順は3ステップまで。のせるだけの秒速レシピから、まぜるだけ・あえるだけのサラダ系、肉と魚と一緒に焼くだけのちょっとしたメイン、シメにちょうどいいがっつり系まで、帰宅後にさくっと短時間で作れるレシピを掲載。
つまみでありつつごはんに合うおかずでもあり、1品料理としても完結し、習慣的に食べたくなる定番料理にもなりえるおかずレシピを紹介している。
大人数で楽しめるパーティー料理も紹介。
特別な日のおもてなし料理としても活用もできる。
お酒を飲んだ次の日にぴったりの、体にやさしい飲み物レシピも掲載。
日常的に料理に使うことで、ハーブや薬味は「気合を入れて購入する食材」から「無くてはならない食材」に変わる。
食材の臭みを消してくれたり、食欲を刺激したり、香りでリフレッシュできたりと、使い勝手の良さと期待される効能の多さにも驚きます。慣れてくれば、好みの食材との組み合わせ方を楽しんだり、いろいろなお酒との相性を試すなど、意外な楽しみ方が見つかるかもしれない。
味や食感にクセがあり、好みがわかれがちなハーブや薬味だが、一度そのクセにはまってしまえば何度でも食べたくなり、無いとちょっと物足りなく感じるようになってしまうかも。
やみつき系つまみの魅力にどっぷりハマってみよう。
写真:キッチンミノル
若井めぐみProfile●料理家、ハーブ料理家。ELLE gourmet 公認料理家、料理王国オフィシャル料理家、JAMHA認定ハーバルセラピスト。
ハーブをテーマにした料理教室「ヴェール エクラタン」を主宰。ホテル、レストラン、カフェなどの飲食店や洋菓子店勤務を経て独立。身体に優しく簡単で美味しい再現性の高いレシピに定評がある。オンライン料理教室、サロン内で情報発信中。
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