mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

絵付けの最高峰「染錦」を描くための初めての技法書本

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染錦の技法: 絢爛豪華な世界を生み出す究極の絵付け オリジナル31図案付き

染錦の技法

誠文堂新光社は、2023年3月14日(火)に、絵付けの最高峰「染錦」を描くための初めての技法書「染錦の技法」を発売した。


染錦 ――それは下絵付けと上絵付けを組み合わせた絢爛豪華な絵付け芸術の最高峰のひとつ。

その華やかな仕上がりは、陶磁器絵付けの道を本気で志したことのある者なら、誰しも一度はあこがれるはず。
これまで、染錦の制作技法は陶磁器絵付け産地の技術者や芸術家のみが知るところで、一般の陶芸家には敷居の高いものだった。
そのため、この分野の専門書はほとんど存在せず、部分的な情報のみが時折雑誌などで流出する程度。

 

「染錦の技法」は、陶磁器絵付けの本場で修業した著者が、染錦を描くという点に特化して、包括的に解説した一冊となる。

染錦の基礎知識から、使用する道具や材料、下絵付け(染付)、上絵付の流れと実践、注意すべきポイントなどを豊富な写真とともに詳述している。

また、QRコードでYouTube動画と連動しているので、理解しやすくなっている。


巻末には、「染錦の技法」掲載作品の図案を多数掲載。
人気の伝統柄や著者オリジナルの精緻なデザインの31作の図案は、これからの創作にきっと役立つはず。





有坂多絵子Profile●三大絵付け産地である有田、瀬戸、九谷で第一線の陶芸家から技術を学び、教室などで教える。精緻かつ華やかな絵付けにはファンが多い。厚生労働大臣認可一級技能士(陶磁器絵付け)。著書に『染め付け』、『絵付けの教科書』(いずれも誠文堂新光社刊)がある。

 

「染錦の技法」目次抜粋

はじめに
1章 染錦の基本:染錦とは/染錦の材料と道具
2章 下絵付け:下絵付け(染付)の下準備/下絵付け(染付)の基本技法/下絵付け(染付)の特殊技法
3章 上絵付け:上絵付けの下準備/上絵付けの基本技法/上絵付けの応用技法
道具・絵の具の片付け
4章 染錦を描く〈実践編〉:染錦朝顔文小皿/染錦牡丹唐草文蝶型皿/染錦梅鶯文変型皿/染錦網金魚文皿/染錦手毬犬文大皿/染錦姫文角皿/染錦葡萄文皿/染錦巻物文小皿/染錦瓢箪文皿/染錦菊水文皿/染錦紫陽花文皿/染錦松竹梅文皿/染錦四君子文皿/
染錦蝶文珈琲碗/染錦糸菊文酒器/染錦牡丹蝶文角皿/染錦鳥文香炉/染錦花尽くし文皿/染錦鶴文皿/染錦犬文皿/染錦宝船文皿/染錦牡丹唐草文鉢/染錦正月文皿/染錦牡丹尽くし文変形皿/染錦龍文大皿/染錦兎文大皿/染錦四季花文皿/染錦桃の節句文(雛祭り文)大皿/染錦端午の節句文角皿/染錦鷺文大皿/染錦宝船文大皿
5章 図案
おわりに
染付の作業工程
佐賀県立九州陶磁文化館
染錦を描くためのコツと心構え
有坂多絵子認定教室
おすすめショップ・陶芸教室

 


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