mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

世界の発展に寄与した女性を描く伝記絵本「ドラゴンのお医者さん」

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世界をみちびいた知られざる女性たち「ドラゴンのお医者さん ジョーン・プロクター は虫類を愛した女性」

岩崎書店から、無名ではあるが世界の発展に寄与した女性たちの姿を描く新しい伝記絵本「世界をみちびいた知られざる女性たち」シリーズ第1弾となる、女性に動物学者の道を開いたジョーン・プロクター氏を取り上げた「ドラゴンのお医者さん ジョーン・プロクター は虫類を愛した女性」が2019年5月18日に発売された。

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文をパトリシア・バルデス氏、イラストをフェリシタ・サラ氏、翻訳を服部理佳氏が担当。

文:パトリシア・バルデスProfile●子どもの本を書くのが好きな科学者。カリフォルニア大学バークレー校で分子細胞生物学の博士号を取得し、アメリカ国立衛生研究所で働いている。テキサス出身、ワシントンDC在住。本書が初めて手掛けた絵本作品。

絵:フェリシタ・サラProfile●西オーストラリア大学哲学科卒業後、独学でイラストを学び、さまざまなアニメーションのプロジェクトに携わる。『あるけ!ねがいをこめて』(フレーベル館)、『せかいでさいしょのポテトチップス』(BL出版)などの伝記絵本の挿絵を手がけている。夫と娘とともに、ローマで暮らしている。

訳:服部理佳Profile●横浜市出身。早稲田大学法学部卒業。法律事務所勤務。翻訳家・田村義進に師事。訳書に『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ』『にじいろのしあわせ ~マーロン・ブンドのあるいちにち~』(岩崎書店)、『セレクションⅠ 片恋協奏曲』(ポプラ社)、『プリンセスブートキャンプ』(アルファポリス)などがある。

知られざる偉大な女性の伝記絵本シリーズ「世界をみちびいた知られざる女性たち」

高名ではないが世界の発展に寄与した女性たちの姿を描く、新しい伝記絵本のシリーズ。
「好き!」を突きつめて、一生の仕事とした女性の姿を伝えていく。

爬虫類好きの少女がロンドン動物園初の女性学芸員になるまでを描いた電気絵本「「ドラゴンのお医者さん ジョーン・プロクター は虫類を愛した女性」」

 

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ジョーン・プロクター氏は、お人形遊びより、トカゲたちと過ごすほうが好きな女の子だった。ジョーン・プロクター氏が読むのは、お姫さまが出てくるおはなしではなく、トカゲやワニの本ばかり。16歳になったジョーン・プロクター氏は、サプライズなプレゼントをもらう。それがワニの赤ちゃん。
ジョーン・プロクター氏は赤ちゃんワニを散歩につれて行ったり、学校にもつれて行ってして、皆から驚かれたりもした。
爬虫類への情熱は、成長したジョーン・プロクター氏を自然史博物館へ、そしてロンドン動物園へと導く。
そして、権威ある爬虫類初の女性学芸員が誕生した。爬虫類の世話だけでなく、飼育環境づくりから、健康チェック、難しい手術まで、大車輪の活躍をしたジョーン・プロクター氏は、当時まだ珍しかったコモドドラゴンの研究と展示で、世間の注目を大いに集めたのだった。

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ジョーン・プロクター氏の人物像

ジョーン・ビーチャム・プロクター(イギリス、1897~1931年)
イギリスに生まれたジョーンは、幼い頃から動物、とりわけ爬虫類が大好きだった。成績優秀ながらも病弱だったため、大学進学を諦めたが、生物に対する深い知識と情熱、芸術的センスを買われ、自然史博物館やロンドン動物園で働くようになる。論文が評価されたジョーン氏は、若くしてロンドン動物学協会の研究員となり、やがて由緒あるロンドン動物園で、初の女性学芸員となる。そして、インドネシアから初めてヨーロッパにやって来た2頭のコモドドラゴンの飼育と研究を任されることになった。コモドドラゴンと散歩をしたり、お茶会を開くジェーン氏の姿は、新聞でも大きく報じられ、世間の注目を浴びた。そんなジョーン氏が持病の悪化のため亡くなったのは34歳のとき。亡くなる直前まで、コモドドラゴンを連れて、車椅子で動物園を回っていたという。
ロンドン動物園の爬虫類館では、今も、ジョーン氏の大理石の胸像が、館内の生き物たちを見守っている。

当時、まだ男性社会だった動物学者の世界に、誰にも負けない学識と情熱で進出したジェーン。世界中の女性に「動物学者」という道をひらいた女性といえるでしょう。
読むと生き方を考えるきっかけになる伝記絵本。将来の夢を描きはじめる若い世代に、ぜひ読んでほしい1冊です。

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ドラゴンのお医者さん ジョーン・プロクター は虫類を愛した女性 (世界をみちびいた知られざる女性たち (1))

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  • 作者: パトリシア・バルデス,フェリシタ・サラ,服部理佳
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2019/05/18
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コモドドラゴンは、私の友だち!

人形遊びよりも爬虫類に魅かれていた少女は、
自然史博物館やロンドン動物園で
活躍する学芸員へと成長します。
当時まだめずらしかったコモドドラゴンの
研究と展示で、世間の注目を浴びた、
ジョーン・プロクターの物語。

今まで大きく取り上げられることがなかった、
しかし確かに大きな功績を残した女性たちを取り上げた、
新しい伝記絵本シリーズ。

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世界をみちびいた知られざる女性たち第2弾絵本「危険なジェーンとよばれても」

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世界をみちびいた知られざる女性たち (2) 「危険なジェーン」とよばれても

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世界をみちびいた知られざる女性たち伝記絵本第3弾「グレース・ホッパー プログラミングの女王」紹介記事

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世界をみちびいた知られざる女性たち (3) グレース・ホッパー プログラミングの女王

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今まで大きく取り上げられることがなかった、
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