ねこの3つのねがいごと
岩崎書店はカリスタ・ブリル氏著書、ケナード・パーク氏イラスト、横山和江氏翻訳による、愛猫を膝に乗せながら、子供を抱っこしながら読みたい、心がほっこり温まる絵本「ねこの3つのねがいごと」を2019年2月9日に発売した。
作者:カリスタ・ブリル(Calista Brill)Profile●アメリカのミシガン州デトロイト出身。出版社に編集者として勤める傍ら、絵本の執筆を行う。マンガが好きでグラフィックノベルの編集も行う。キルトを縫ったり、大声で歌をうたったりするのが好き。ボートやドラゴン、馬、そしてねこがお気に入りのテーマ。本作がはじめての邦訳。ニューヨーク在住。
画家:ケナード・パーク(Kenard Pak)Profile●アメリカのメリーランド州ボルチモア出身。アニメーション制作でキャリアを積んだのち、絵本の制作に入る。『テディが宝石を見つけるまで』(あすなろ書房)の表紙を描いているが、絵本は邦訳は本作がはじめて。妻と2匹の猫とともに、サンフランシスコに在住。本書のねこは、自身の飼い猫をモデルにした。
翻訳者:横山和江Profile●埼玉県生まれ。児童書の翻訳のほか、読み聞かせ活動を行う。訳書に「クマさんのおことわり」シリーズ(岩崎書店)、『わたしの心のなか』『キツネのはじめてのふゆ』(鈴木出版)、『フランクリンの空とぶ本やさん』(BL出版)、『300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート』(あすなろ書房)などがある。海外児童書サークル「やまねこ翻訳クラブ」会員。山形県在住。
「ねこの3つのねがいごと」のストーリー
「ねがいごとなんてないさ」強がるねこだったが…。
おなかをすかせたひとりぼっちのねこが、もりのなかをあるいていました。
すると、くさむらから カサカサ おとが。
ぴょーん!
ねこがとびかかると、そこにはへびがいました。
「たべないで」
へびが、ねこにたのみます。
「たすけてくれたら、3つのねがいをかなえてあげる」
ねこは みみを ぴくりと うごかし こたえます。
「ねがいごとなんて、あるわけないさ」
つよがるねこでしたが、ぽつりといいます。
「さかなをたべられたらうれしいな」
「いえがあったらたすかるな」
そして、ねこが3つめに つぶやいた こととは…?
助けたへびから、「3つのねがいごとをかなえてあげる」といわれたが「ねがいごとなんてないさ」とクールに立ち去るねこ。
それでも、寒空の下をひとりぼっちで歩くうちに、ついつい本音が口をついて出てしまう。
1つめは、食べもの。
2つめは、温かいお家。
そして最後の3つめの願いをつぶやいて一夜明けたとき、目の前に現れたのは…。
誰かと友だちになるということは、その存在を求める相手がいるから。
それは奇跡の連続。
3つの願いごとを叶えてあげると言われたら、あなたは何を願うのか?
「ねこの3つのねがいごと」は、愛猫を膝に乗せながら、子供を抱っこしながら読みたい、友だちと出会う奇跡を描いた心温まる絵本になっている。
「ねこの3つのねがいごと」が抽選で3名様にプレゼントされる
岩崎書店から2019年2月のプレゼント本として「ねこの3つのねがいごと」が抽選で3名にプレゼントされる。
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友だちと出会う奇跡を描いた心温まる絵本
願いごとなんてないさ!
そう強がるねこでしたが、お腹も満たされ、
雨風もしのげるようになったあと、
最後に願ったのは一緒に過ごす友だちでした。
すると、ねこの前に女の子が現れて、
偶然にも女の子も友だちを探していた
ことを知ります。
だれかと友だちになる奇跡を描いた絵本。
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