多くの志望者が胸いっぱいの希望と腹いっぱいの脂肪を弾ませ挑む「豚大学」を受験!
自分は殆ど食べ物を噛まない。
これは食べ物も人生も一切嚙み締めないスタンスで生きていこうという自分の信念からきているわけではなく、単なる癖だ。
昔から、食べ物も言葉も全て飲み込んでしまう傾向にあるのだ。
食べ物を咀嚼しない分、味わって食事をしないためだと思うが大喰らいのきらいさえある。
そんな自分は現在、神保町でランチジャーニーとして旅を続けているわけだが、先日、豚大学の大学院の試験に合格し、無事入学を果たしてきた。
豚大学はランチパスポートが通じないのだが、大学院生になると学生証がもらえると話を訊き、挑んでみたのだ。
▼「ランチパスポート」紹介記事
豚大学 神保町校舎ー。
そこは多くの志望者が胸いっぱいの希望と腹いっぱいの脂肪を弾ませて挑む難関大学だ。不合格でも死亡することはないので安心して受験してほしい。合格条件は豚丼を食べきること、その一択。
本校舎は新橋にあるが、自分が試験を受けた会場は神保町校舎。
豚大学の大学院生になる試験は豚丼特大1,000キロを完食が条件だ。
この1,000キロを食すと豚大学の大学院生であること証明する学生証がもらえ、トン大の院生を名乗れる。
自分が食べたのは先週だが、学生証の日付をみて少し不思議な気分になった、
「豚大学、お前、タイムリープしてね?」。
タイムリープしているのか、平成25年9月の学生証を大量生産して作りすぎたのか余っているのか謎も腹も膨れるばかりだった。
そして1,000キロを食べ終わるとやがてすぐに異常なほどの睡魔に襲われた。
食べてすぐ横になると牛になるというが、食べてすぐ横になりたくなるのが豚だったのか。
これも妖怪のしわざか!とも思ったが、豚丼に含まれる主に米からくる炭水化物の過剰摂取による上がり過ぎた血糖値を下げるためにインシュリンが分泌され血糖値が下がることで脳の活動に必要なぶどう糖の供給量が低下することが原因だった。
このようにすぐに体内で異変を感じ取りシグナルを鳴らしてくれることに思わず「スゴイね、人体」と呟いていた。
しかし、豚大学は大学院生で終わりではない。むしろこれは始まりであった。
豚大学入学!
大学院生になることでさらなる高み、いや太みである修士1,500キロに挑戦できる。
修士になると2,000キロに挑戦できる。
博士に挑戦する頃には身も心も豚へと近づいている。
そして見事2,000キロを食べきると博士になれるのだ。
博士の称号を手にすれば、あなたは名実ともに豚そのものともいえる。
周りからも豚扱いされているかもしれない。
是非、その栄誉を胸も腹も張って全身で味わってほしい。
「私も豚を目指したい!」そう志すあなたに欠かせないのがトッピングメニューだ。
豚丼がいくら美味くても同じ味付けの豚と米だけでは飽きる。
ごま・わさび・のり、3種類の薬味と特製出汁がついた「お茶漬けセット」。
お茶漬けにしてしまえば噛む必要もないので大抵は流し込める。
そのほかにも半熟卵、青ネギ、キムチ、フライドガーリックがあり、味を変えたいときに重宝するはずだ。
自分が大学院に挑戦するときは途中で半熟卵で味を変え、最後は備え付けのブラックペッパーで黒コショウ豚丼にしてたいらげた。
是非、豚になるために参考にしてほしい。
豚になりたくない普通に豚丼を味わいたい方には豚丼 (小)学生、(中)学生、(大)学生といった通常のサイズもあるのでまずは小学生から入学してみるのも良い。
豚大学 神保町校舎への行き方
東京都千代田区神田神保町1-8 FUJIビル3階
地下鉄神保町駅A5出口を出て左に曲がり徒歩30秒
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