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もじる【意味】1.著名な言い回しに似せて表現する。「小説の一文や名言を捩った使用例を創る」・吾輩は下戸である。お酒は飲めない。・太閤がまずしかったから。・棋士の一二三に惨敗。2.ねじる。よじる。ひねる。

Neue Frutigerに合う和文書体「たづがね角ゴシック」がリリース

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▲page2017 Monotype社ブースにて

 

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▲page2017 Monotype社ノベルティの消しゴム

 

HelveticaやFrutigerでおなじみの世界最大のフォントベンダーであるMonotype社から10ウェイトをファミリー展開するゴシック体「たづがね角ゴシック」が発表された。

「たづがね角ゴシック」はNeue Frutiger®に合う日本語書体というコンセプトのもとで開発された書体で、サイン・書籍・広告・Webなど用途を問わず使用できる汎用性の高いゴシック体になっている。

欧文は、漢字と仮名などの日本語の文字サイズに合わせて、あらかじめNeue Frutigerを拡大し、ベースラインシフトを施した状態で搭載しているとのこと。

Neue Frutigerはオリジナルの Frutiger をもとに、日本の欧文フォントの第一人者小林章さんとFrutigerの作者であるフルティガーとが共同で改刻したフォントで、たずがね角ゴシックの開発の3人にも当然、名を連ねていた。

昨年の11月19日に桑沢デザイン研究所で開かれた【小林章氏に聞く「欧文タイポグラフィの冒険」adventures in typography】で、2020年の東京五輪に向けて、今後一層、標識や看板などでの読みやすい欧文が必要になるといった話をされていたのを思い出す。これまでも和文書体は日本のフォントベンダーを使用しても欧文書体はHelveticaやFrutigerを合わせて文字組する事がポピュラーだったが、オリンピック整備が進む日本の標識や駅名標などで、Neue Frutigerの欧文の見やすさやキレイさを備えた「たづがね角ゴシック」が使用され、スタンダード化していく流れもありそうだ。

特設サイトでの標識などの活用例からもその意図をくみ取ることができる。

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このセミナーでまだ発表できないが、近々発表できる新書体があると語られていたのは「たづがね角ゴシック」の事だったのかもしれない。

それにしてもたづがねとは一体何のことだろうと思って調べてみたら、漢字表記が田鶴が音と書く鶴の鳴く声または鶴の別名らしい。

 

【フォント名】

たづがね角ゴシック

 

【特設サイト】 たづがねTM角ゴシック:外部参照リンク

たづがね™角ゴシック | Monotype

www.monotype.com

【販売価格】

1ウェイト:$179 / 全ウェイトパック$999

さすがMonotype、価格も$仕立てだった。

どうか円での価格を表記して欲しいところ。

 

【フォントフォーマット】

Adobe-Japan1-3(OpenType StdN)

 

▼+DESIGNING VOLUME43

+DESIGNING VOLUME 43 (マイナビムック)

+DESIGNING VOLUME 43 (マイナビムック)

 

 「FindUp」コーナーにて、モノタイプ社の和文書体である「たづがね角ゴシック」の制作プロセスを5ページに渡り掲載。

 

▼Typography 11 欧文書体を使いこなす

タイポグラフィ11 欧文書体を使いこなす

タイポグラフィ11 欧文書体を使いこなす

 

「たづがね角ゴシック」開発プロジェクトに関する記事を収録。

 

▼小林章さんの著書 欧文書体―その背景と使い方

欧文書体―その背景と使い方 (新デザインガイド)

欧文書体―その背景と使い方 (新デザインガイド)

 

欧文書体のルールとマナー。

 

▼小林章さんの著書 欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)

欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)

欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)

 

第1章:フォント演出入門(書体で特定の雰囲気や時代を演出する)
高級感を演出する書体、親近感を演出する書体、食欲をそそる書体、機能的なイメージの書体、ドイツ・イギリス・フランスらしさを演出する書体、70年代を演出する書体
  
第2章:定番書体徹底解剖(定番書体の作者へのインタビューと解剖)
Helvetica, Adobe Garamond, Palatino, Optima, Zapfino, Univers, OCR-B, Frutiger, Galliard, Big Caslon, Georgia, Snell Roundhand, Shelley Script, ITC Bodoni, Shuriken Boy, Bello  

 

▼小林章さんの著書 フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?

フォントのふしぎ  ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?

フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?

 

欧米で撮った写真270点とコラム70本でひもとく知られざる欧文フォントの秘密。

 

▼小林章さんの著書  まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?

まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?

まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?

 

ブランドのロゴの秘密を書体デザインの視点から解き明かした書籍『フォントのふしぎ』の第2弾。
世界の街角で集めた文字350点。その秘密に迫る。文字観察本の決定版。

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