mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

髙田唯氏の活動を特集した「アイデア No.384」

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アイデア 2019年1月号 [別冊付録付き]

 株式会社Allright取締役である髙田唯氏の活動を「形」と「態度」の2部構成で紹介した「アイデア 2019年1月号 [別冊付録付き]」が誠文堂新光社から2018年12月10日に発売された。別冊付録として、昨年発売された牧寿次郎氏デザインによる前後の月が分かりやすい3ヶ月カレンダー「ニューカレンダー」の2019年度特別版が付く。

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アイデア 2019年1月号 [別冊付録付き]

アイデア 2019年1月号 [別冊付録付き]

 

特集:髙田唯 形と態度

企画・構成:Allright Graphics,アイデア編集部
デザイン:LABORATORIES(加藤賢策,北岡誠吾,岸田紘之),髙田唯(Allright Graphics)
撮影:後藤洋平(gtP),青柳敏史

本特集ではデザイナー,髙田唯の活動を「形」と「態度」の2部構成で紹介する。
前半の「形」では,2006年の設立から10年以上の年月を重ね,印刷物以外のロゴの制作やそれにともなうブランディング,
プロデュース的な領域の仕事にまで広がりをみせるAllright Graphicsでの依頼仕事を掲載。
後半の「態度」では,前半を通じて現れてきた髙田唯の輪郭を,これまで髙田にデザイン依頼した人々や,展覧会の企画者,
彼の活動を周縁から支える人々からの言葉や対話を軸に深掘りしていく。

髙田唯(たかだ・ゆい)
1980年東京都生まれ。株式会社Allright取締役。桑沢デザイン研究所卒業。2006年デザイン事務所「Allright Graphics」設立。
2007年活版印刷工房「Allright Printing」設立。2017年音楽レーベル「Allright Music」設立。東京造形大学准教授。

髙田唯の形

[ブラックコメディ/明治五年の二日間/関ヶ原 BOOGIE ★ WOOGIE /リビング★デッド/ REDLINE /
THE BANDO-WANDERER / 龍宮物語/ 将門/ 海賊BOOGIE ★ WOOGIE / BURRRN!!復活/ NO ACT NO LIFE /
ノンストップ ライアーズ/ THE JOKER /ジョルジョ・モランディ展/岡山芸術交流/小劇場タイニイアリス/
JAGDA 東京 新歓コンパのご案内/ GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2017 / TokyoTDC,Vol.28 / CSP /
CSP 記録集 2013-2015 / 夏至・グラフィックアート/ FOR STOCKISTS EXHIBITION / uka red study one /
印刷のいろはフェスタ/年鑑 日本のパッケージデザイン2017 /東京造形大学 グラフィックデザイン専攻 ガイドブック/
東京造形大学 大学案内 2018 /東京造形大学 彫刻専攻・冊子/遊泳グラフィック・レジ袋/にほんごっ子/
アートがあればII / BOX /活版再生展/ロゴマーク/東郷清丸『2 兆円』]

働き方の新しいかたちを体現する
インタビュー:東郷清丸

月曜オールランチの秘密
インタビュー:鈴木有紀子

髙田唯の態度

Allright Graphics のお仕事
[依頼者:infix 制作物:ホテル「THEBOLY OSAKA」ロゴデザイン 回答者:間宮尊, 増田聡/
依頼者:有限会社モギ 制作物:「TOYS&GIFT MOMO」,「有限会社トリシカ」ロゴデザイン 回答者:茂木成美/
依頼者:してきなしごと 制作物:「してきなしごと」ロゴデザイン 回答者:ウチダゴウ]

銀座:遊泳グラフィック

台中:形形色色

あれもこれもデザイン
対談:髙田唯,アーロン・ニエ(司会:渡部千春,通訳:楊曇硯)

上海:潜水平面設計
潜水展は冒険の場(文:チン・ジャチ,ゴン・ジジュン)
現代グラフィックデザインと美しさのズレ( 文:チャン・レイ)
唯ちゃん(文:Nod Young)
髙田唯を知る(文:チェン・ハオ・ポン)

銀座・台中・上海 髙田唯が描いた夏の大三角
座談会:髙田唯,北條舞,渡部千春,盛哲

連載│アトラス考─生態学的世界観の視覚化
第7回 エミール・シェッソンと『図的統計アルバム』――国民国家のフィードバック機構
文:大田暁雄

連載7回目のテーマは「図的統計アルバム」。
ナポレオン一世の執政政府時代から整備され始めた統計事業は,幾度かの政変を経ながらも着実に進められ,
社会分析の有効な手段として認識されるようになる。
1870年以降に作られた大量の官庁統計出版物の中には,主題地図やダイアグラムを中心とした「図的統計」が収められていた。
その多くはエミール・シェッソンの『図的統計アルバム』をフォーマットとして採用し,政府による議論の高速化と
大衆化の手段として活用された。

SUPER IMITATION
文:LEE KAN KYO
デザイン:山田和寛(nipponia)

スーパのチラシや日本の雑誌・ポイントカード・バイクなど,印刷物や都市を表象するイメージをテーマに,
独特なタッチのドローイング作品を描き出す台湾人アーティスト,LEE KAN KYO。
近年は故郷の台湾をはじめ,東アジアの国々にも進出し活躍の幅を広げている。
文化的アイデンティティを愉快なグラフィックに落とし込むLEEのアプローチを,代表作を中心に紹介する。

掃描人間
文:室賀清徳

香港「漢字展」 漢字表現と展示をめぐる実践

本展は,「漢字を使った東アジア圏のポスターを集めた展覧会」だ。
総勢百名以上のデザイナー,アーティストによる三百点にのぼるポスター作品の数々からは,私たちがひと言に
「漢字」と呼んでいるものの多様な側面と,それがつなぐ文化圏の広さと深さを実感させられる。
同展のキュレーションを担当した香港人デザイナー,ベニー・オウと,それぞれトークイベントとワークショップを行なった,
味岡伸太郎と大日本タイポ組合の二組による寄稿文を紹介する。

漢字ユニバース
文:ベニー・オウ

香港は熱かった 香港「漢字展」
文:味岡伸太郎

同じ漢字,違う感じ「 認字」ワークショップ
文:大日本タイポ組合

カリグラム 平和と戦争のうた(1913?1916)
ギョーム・アポリネール
文:永原康史

フランスの詩人であり美術評論家のギョーム・アポリネールが没してから,今年でちょうど100年が経つ。
本稿はアポリネール最後の作品となった第二詩集『カリグラム 平和と戦争のうた(1913-1916)』に収録されている
造形詩を翻訳し,日本語で再構築したものだ。
その後のダダやシュルレアリスムに影響を与えた,アポリネールのカリグラムの絵を通して,造形詩の魅力を伝える
タイポグラフィのひとつの試みとして捉えられる。

『カリグラム 平和と戦争のうた(1913?1916)』日本語訳
著者:ギョーム・アポリネール
造形詩訳+テキスト:永原康史
翻訳協力:カリグラム研究会
デザイン:松川祐子
進行:川北奈津
画:パブロ・ピカソ

ブックデザインの現状を検証し新たな可能性へといざなう「書芸問道―呂敬人書籍設計40年展」
上海展併催国際フォーラム・レポート
文:臼田捷治

本誌No. 381(2018年4月号)で紹介した北京での「書芸問道―呂敬人書籍設計40年展」(2017年)が上海市に巡回された。
本記事では,今回の展覧併催のイベントとして,現代の旗手である内外のディレクター,デザイナー,アーティストを
招いて開催された,メイン・フォーラムを紹介。
ブックデザインの来歴と現状および未来像を多角度から検証した,熱いトライアルをレポートする。

[イベントレポート]
境界をなくし,オープンマインドで AGIオープン・メキシコシティ
文:サラ・スナイス

グラフィックアーティストとデザイナーの専門家団体である国際グラフィック連盟(AGI)が,2日間にわたって
メキシコシティで開催した学生に向けたデザイン会議「AGIオープン・メキシコシティ」のイベントレポート。
世界各国からの登壇者の公演を通して,国際的な状況を幅広く考察する内容となったその様子を紹介する。

[展覧会レポート]
五十嵐威暢の世界
文:室賀清徳

北海道札幌市の札幌芸術の森美術館で「札幌美術展 五十嵐威暢の世界」展が開催された。
日本を代表するデザイナーのひとりである五十嵐威暢の原点ともいえる1973年の個展作品から彫刻家としての
最新作まで,代表的なポスター,プロダクト,彫刻,約150点が一堂に会し,そのキャリア全体を大規模に提示する
初めての展覧会となった。
本展の図録に寄稿した筆者が,デザイナーとしての五十嵐の活動の特徴を解説する。

インフォメーション

新刊紹介

別冊付録:ニューカレンダー
昨年発売された,牧寿次郎デザインによる前後の月がわかりやすい3ヶ月カレンダー「ニューカレンダー」の2019年度特別版。

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