世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本
学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスは、2020年2月6日(火)に池上彰氏監修によるSDGs特別講義つきの「世界で一番わかりやすいSDGs本」を目指して制作された、マンガとイラスト中心で子どもから大人までビジュアルで楽しく理解した一冊「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本」を発売した。
昨今、世界的に注目されテレビや街中で見かけることが多くなった「SDGs」。
SDGsとは国連が2015年に打ち出した2030年までに世界で達成したい「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)の略称。国連が世界に呼びかけたことで、日本を含め、多くの国や企業、個人がこのSDGs達成に向けて動き出している。
SDGsには大きく17個の目標があり、それぞれがこれからを生きる私たちにとって重要なテーマを扱っていり。
▼世界のあらゆる問題にアプローチする17の目標
▼「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本」でも「SDGsとは」を説明している。
このSDGsの内容を読み解くのは大人でも難しい。学研プラス編集部では、これからの未来を生きる子どもたちでも理解できるよう、SDGsをかみ砕いた本が必要だと考え、そこで、わかりやすさに定評のある池上彰氏に執筆・監修を依頼して、ユーモアあふれるマンガ・イラストを満載にした最高にわかりやすいSDGs本ができ上がった。
「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本」特徴1:池上彰氏による「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本」のためだけのSDGs解説が読める
「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本」巻頭には、子どもたち5人を招待した「池上彰SDGs特別講義」を掲載。この講義は国際協力機構(JICA)の地球ひろばを借りて行われた。展示物を使いながら、池上氏がわかりやすくSDGsを解説している様子を読むことができる。子どもたちの疑問や意見などを交えながら読めるため、誰でもわかるSDGs入門となっている。
また「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本」には、各目標ごとに「教えて池上先生」というコーナーがある。ジャーナリストとして世界中を飛び回る池上氏がSDGsに関わるトピックを執筆。SDGsの理解を深めていける面白いコーナーとなっている。
▼「池上彰SDGs特別講義」。写真や対話形式を用いて、講義の様子がわかるようになっている。
▼「教えて池上先生」。池上氏自ら書き下ろし
「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本」特徴2:身近な場面のマンガからSDGsに導入
「先進国」と言われる日本で生活していると、SDGsが扱う問題は、「遠くの国のこと」「私には関係ないこと」と思う人も多いはず。そうならないために、「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本」では各章の冒頭にマンガを掲載した。身近な場面を扱ったマンガで導入することで、SDGsが決して他人事ではなく、「私(たち)の問題」であることを感じてもらえるようになっている。マンガにはくすりと笑える要素を付けているので、楽しく読み進めることができる。
▼目標1。街でよく見かける募金のシーンによる導入。
▼目標12。ついつい頼みすぎ、買いすぎで食べ物をムダにすることも多いはず……。
「世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本」特徴3:わかりやすい解説と満載のイラストでSDGsがわかる
解説ページでは最新のデータを用いて解説をしている。ここでは世界の状況だけでなく、私たちが暮らす日本のことを見つめなおせるような構成にしている。世界の中では「恵まれている」ように思える日本ですが、SDGsの観点からはまだまだ問題視されることもたくさんある。
右ページ下部には「まとめ」を付けることで、簡単に内容を振り返ることができるようにした。
▼目標5。「ジェンダー」という用語の解説から丁寧にはじめている。
▼目標6。マンガの登場人物が案内役。
▼目標11。大迫力の見開きイラスト。細かく描写されている。
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