SNSから抽出するパーセプションでつくるビンゴ型コミュニケーションプランニング
トレンダーズと日本のデジタルマーケティングのパイオニアとして知られる横山隆治氏と共同で執筆した書籍「SNSから抽出するパーセプションでつくるビンゴ型コミュニケーションプランニング」を宣伝会議から2024年3月21日(木)に発売した。
横山隆治Profile●横山隆治事務所(シックス・サイト)代表
株式会社ベストインクラスプロデューサーズ 取締役
トレンダーズ株式会社 社外取締役
青山学院大学文学部英米文学科卒、ADK(旧旭通信社)入社。1996年DAコンソーシアム起案設立、代表取締役副社長就任。黎明期のネット広告の理論化、体系化を推進。2008年、ADKインタラクティブ代表取締役社長就任。2011年デジタルインテリジェンス代表取締役社長、現横山隆治事務所(シックス・サイト)代表。企業のマーケティングメディアをP・O・Eに整理する概念を紹介。主な著書に『トリプルメディアマーケティング』(インプレス)、『広告ビジネス次の10年』(共著、翔泳社)、『CMを科学する』(宣伝会議)ほか多数。
トレンダーズ株式会社Profile●2000年の設立以来、幅広い業界の企業に向けて、常にトレンドを捉えた最先端のマーケティングソリューションを開発・提供。世の中の空気や生活者の細かなインサイトを捉えたコミュニケーション提案を得意とする。近年は、インフルエンサー事業、デジタル広告を中心に、時代に合ったベストな手段を駆使して、クライアントのマーケティング課題の解決に貢献。また、SNSを用いたユーザー動向の分析力にも定評があり、その分析結果に基づいた独自のSNSメソッドも多数考案している。
コミュニケーション設計モデルは双六(すごろく)型からビンゴ型へ「SNSから抽出するパーセプションでつくるビンゴ型コミュニケーションプランニング」
SNSの登場、そして進化により、消費者の購買行動は大きく変化し続けている。
具体的には、購買プロセスにおける、SNSの使い方や接触ルートが複雑化してきており、人によって、または接触した情報やタイミングによって、購買に至るまでのルートが無数に存在し得るようになったため、ターゲット全員が同一の購買行動を歩むことが前提となる、マーケティングファネルやカスタマージャーニーに基づいた「双六(すごろく)型」のコミュニケーション設計は、もはや時代遅れになってきていると言えるだろう。
こうした中で、「SNSから抽出するパーセプションでつくるビンゴ型コミュニケーションプランニング」が提案するのが、横山隆治氏が発案した「ビンゴ型」のコミュニケーション設計となる。
「双六型」が「全員が同一のジャーニーを辿る」ことを前提にしているのに対して、「ビンゴ型」は「人によって購買に至るまでの行動は異なる」ことを前提にしており、これを人によって書かれている番号も穴の開き方も異なるビンゴゲームになぞらえている。
トレンダーズは、この「ビンゴ型」のコミュニケーション設計について、マーケティングの現場で実践するうえでの具体手法を、横山氏とともに構築した。
「ビンゴ型」のコミュニケーション設計では、「消費者の認識変化(パーセプションチェンジ)」の積み重ねが「購買」につながると考えられ、消費者の小さなパーセプションチェンジを積み重ねることで、カードの穴が開いていき、最終的にビンゴ=購入につながっていく。
「SNSから抽出するパーセプションでつくるビンゴ型コミュニケーションプランニング」では、この「ビンゴ型」のコミュニケーション設計の実践方法を、実例に基づいて紹介している。
「SNSから抽出するパーセプションでつくるビンゴ型コミュニケーションプランニング」の構成
第1章:「ビンゴ型」コミュニケーション設計
第2章:リアルなパーセプションを抽出するためのSNS分析
第3章:パーセプション抽出の偏り・抜け漏れをなくすには
第4章:「NINEパーセプション」をもとにした、「ビンゴ型」コミュニケーション設計
第5章:ケーススタディ:あるシートマスクの「ビンゴリスト」作成
対談 :「N I N E パーセプション」は組織の課題を解決する切り札にもなる
横山隆治×橋本菜々子(トレンダーズ)
コラム
・ChatGPTをSNS分析に活用する方法
・X をパーセプション抽出で使いこなす検索テクニック
・ビンゴマーケティングと組み合わせてSNS施策の効果を可視化する「熱量分析」とは
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