帰ってきた避難小屋
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける山と溪谷社は、橋尾歌子氏著書による、いまだかつてない避難小屋イラスト図鑑第2弾「帰ってきた避難小屋」を2024年3月19日に発売した。
避難小屋
悪天候などの非常時に避難・休憩・宿泊するための山小屋が避難小屋(無人小屋)。
一般的な山小屋(営業小屋)とは異なり、食事や寝具の提供などのサービスはないため、食料や燃料は登山者自身が持参しなければならない。登山者が多い時期(夏季や週末など)のみ管理人がいることもあるが、多くは無人で、利用者による自主管理が原則となっている。
橋尾歌子Profile●イラストレーター、登山ガイド。多摩美術大学大学院修了。(有)アルパインガイド長谷川事務所勤務、(社)日本アルパイン・ガイド協会勤務を経てフリーに。2004年、パチュンハム(6529m)・ギャンゾンカン(6123m)連続初登頂。(公社)日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージⅢ、UIMLA国際登山リーダー。バーバリアンクラブ所属。
「帰ってきた避難小屋」の特徴
かつてない避難小屋イラスト図鑑として、各紙誌で大反響を呼んだ『それいけ避難小屋』から約5年を経て、「避難小屋」が、パワーアップして帰ってきた。
「帰ってきた避難小屋」では、日本各地の山に300軒近くあるといわれる避難小屋の中から、著者・橋尾歌子氏が実際に訪れた41軒を紹介している。
写真や図面とは違い、小屋の雰囲気まで伝わる著者独自のカラーイラストで描かれた間取り図は、前作『それいけ避難小屋』から健在。
山小屋を訪れる行程を描いた、躍動感あふれるイラストも見どころとなる。
自転車ペダル付きの手作りドア、現代美術館風のトイレ、ひねってはいけない入り口ドア、火山の噴火に備えるヘルメット常備の小屋、赤い便座のトイレ、水が出ない台所、タイムスリップしそうな小屋、併設トイレのほうが大きい小屋など、本作も個性豊かな山小屋をたくさん紹介。
「帰ってきた避難小屋」は、北海道から九州までに収録エリアが拡大しました。
全て実踏調査し、著者ならではの「間取り超展開イラスト」で、小屋内部の見えない部分まで描かれているのが大きな特徴。
「帰ってきた避難小屋」に収録する避難小屋(全41軒)
【北海道】黒岳石室、白雲岳避難小屋、忠別岳避難小屋、十勝岳避難小屋、上ホロカメットク山避難小屋、万計山荘
【東北】大深山荘、八瀬森山荘、岩手山八合目避難小屋、不動平避難小屋、田代山避難小屋
【関東】坊主沼避難小屋、峰の茶屋跡避難小屋、那須岳避難小屋、古峰ヶ原高原ヒュッテ、賽の河原避難小屋、小丸避難小屋、御前山避難小屋、湯の沢峠避難小屋、黍殻避難小屋、加入道避難小屋、犬越路避難小屋、菰釣避難小屋
【中部】金城山避難小屋、ドンデン避難小屋、須津山荘、霧訪山避難小屋、二の谷避難小屋、池田山避難小屋、津屋避難小屋
【日本アルプス】奥千町避難小屋、枯松平休憩所、檜尾避難小屋、安平路小屋、南木曽岳避難小屋
【近畿】池ヶ谷避難小屋、綿向山五合目小屋、経ヶ峰休養施設
【中国・四国・九州】扇ノ山避難小屋、出雲峠避難小屋、避難小屋うまみ
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