フォントワークスの実験仮想都市「MOJICITY(もじシティ)」で画像の印象に近いフォントをAIが抽出する『人工知能6号(β版)』を公開
フォントワークスは、「自分らしいフォントを自由に楽しめる世界をつくる」実験仮想都市『MOJICITY(もじシティ)』より、画像の印象に近いフォントをAIが抽出するアプリ『人工知能6号(β版)』を2022年9月15日(木)に公開したことを発表した。
▼人工知能6号(β版)
「人工知能6号(β版)」は、九州大学との共同研究に基づき発足した「印象語検索AI」開発プロジェクトから誕生した、第2弾のサービスとなる。
第1弾となる、印象語*からフォントを検索できる機能「印象語検索AI(β版)」は、年間定額制フォントサービス「新LETS」で2022年3月31日より提供中となる。
*印象語とは人が文字のデザインに対して感じる抽象的なイメージを表現した単語
人工知能6号(β版)について
2022年3月にリリースした『印象語検索AI(β版)』では、印象語からフォントを検索できる機能を開発した。フォント選定の時間短縮や、表現したいデザインの「印象」「イメージ」に合わせたフォント選びのエビデンスとして活用できる。
さらなる研究を進め、新たに画像から印象語を抽出する機能を開発しました。画像から抽出した印象語と、『印象語検索AI(β版)』の機能を組み合わせてPoC(概念実証)を実行し、『人工知能6号(β版)』をリリースした。
現在はβ版アプリだが、結果画面の「Good/Badボタン」により、ユーザーからフィードバックすることで、『人工知能6号』は精度を高めていくという。
今後、画像の「印象」に合わせたフォント選びのエビデンスとしての活用を目指しているとのこと。
人工知能6号(β版) 利用手順
1. MOJICITYで人工知能6号(β版)を起動。
2. 分析したい画像ファイルをドロップまたは、選択して、アップロード。
3. 画像のもつ印象語とマッチ度合いの高いフォントから順に表示される。右側の「Good/Badボタン」から結果に対する評価が可能。
専用アプリのダウンロードは必要ない。
PCやスマートフォンのブラウザから、誰でも気軽にアクセスして、使用できる。
「人工知能6号(β版)」概要
▼タイトル名
人工知能6号(β版)
▼公開日
2022年9月15日(木)
▼サイトURL
▼提供元
MOJICITY(もじシティ)
▼Twitterアカウント
https://twitter.com/mojicity_nknht
▼対象フォント
フォントサービス『LETS』搭載フォント
▼対応端末
PC / iPhone / Android
▼価格
無料
MOJICITY(もじシティ)
MOJICITYは、多くの人が文字・フォントを身近に感じ、楽しめるよう「自分らしいフォントを自由に楽しめる世界をつくる」ために生まれた実験仮想都市。完成したアプリケーションに加えて、開発途中のアプリケーションなどに触れることができ、意見やアイデアを募り、ユーザーと一緒にサービス開発をしていくための拠点としてリリースされた。ユーザー参加型で、最新技術や様々なアイディアが取り込まれたアプリがラインナップされ、街とアプリをユーザーと共に発展・成長させていく。