タイププロジェクトがコントラストを極限まで高めた「純明朝 ヘッドライン」 と「純明朝 ヘアライン」の提供を開始
タイププロジェクトは、デジタル環境に適した純明朝のシリーズとしてより高い審美性を追求した「純明朝 ヘッドライン」 と「純明朝 ヘアライン」を2024年1月30日に発表し、タイププロジェクトのサブスクリプションサービス「TPコネクト」にて提供を開始した。
「純明朝 ヘッドライン」と「純明朝 ヘアライン」は、横組みの日本語をもっと読みやすく、もっと美しくをテーマにした純明朝シリーズの中で、より高い審美性を追求するために開発した書体となる。
オーソドックスで汎用性の高い純明朝に対し、ヘッドラインとヘアラインは、ハライやテンの先端部を細くして縦画と横画のコントラスト比を高め、明朝体ならではの美しさを際立たせている。
▼純明朝 ヘッドライン
▼純明朝 ヘアライン
「純明朝 ヘッドライン」と「純明朝 ヘアライン」は、読みやすくて美しいという純明朝のコンセプトをベースに、見出し用途として思い切った設計を行った。
フトコロを絞った漢字と長めに残した平仮名の筆脈との相性が良いのはもちろんのこと、クラシックなスタイルの欧文が、優美な和文との調和を見せている。
「純明朝 ヘッドライン」と「純明朝 ヘアライン」は、高精細なデジタル環境時代ならではといえる仕様を採用した、印象鮮やかな書体となる。
タイププロジェクトの代表取締役 鈴木 功氏は、「純明朝 ヘッドラインとヘアラインは、極細の横画とストローク先端部に明確にその特徴を示しました。汎用性が高く、実用的な役割を果たす純明朝が中核に存在するため、ヘッドラインとヘアラインは、審美性の高さを求める方向にデザインを振り切ることができました。とくに細いウエイトは、タイププロジェクトが得意にしてきた『極細ウエイト、超高コントラスト』のひとつの到達点と言えると思います」と述べている。
「純明朝 ヘッドライン」と「純明朝 ヘアライン」は、UL(ウルトラライト)、EL(エクストラライト)、L(ライト)、R(レギュラー)、M(ミディアム)、B(ボールド)、H(ヘヴィ)の7ウエイトで構成している。
通常の明朝体にはない細さのULとELは、キャッチフレーズやヘッドラインで使用した場合に、強いインパクトを与える。
また、極限まで高いコントラストをもつBとHは、これまでの見出し明朝がもの足りなく感じるほど、鮮やかな印象をもたらすフォントとなる。
▼製品詳細「純明朝」
http:// https://typeproject.com/fonts/junmincho
▼販売価格 (税込)
純明朝は、サブスクリプションサービス「TPコネクト」で利用できる。
TPコネクト:30,000円/年額
*TPコネクトは、AXIS Font、TP明朝、TPゴシック、TPスカイ、純明朝、SST JP、TP国立公園明朝、都市フォントおよび四季フォントシリーズのすべての書体ファミリーを年間定額で利用できるサービスとなる。
▼Webフォント
REALTYPE.jp サブスクリプション
▼製品仕様
文字セット:9,499字(StdN)
ウエイト:UL(ウルトラライト)、EL(エクストラライト)、L(ライト)、R(レギュラー)、M(ミディアム)、B(ボールド)、H(ヘヴィ)
フォーマット:OpenTypeフォントフォーマット
動作環境:macOS、Windows 10/11(日本語版)
▼プレスリリースはこちらでダウンロードできる。
https://prtimes.jp/a/?f=d20509-38-3112855166141d65c764d0d0400bd31a.pdf