フォントワークス創業30周年の記念ロゴ制定と30周年記念企画のスケジュールを発表
フォントワークスは、2023年8月9日に創業30周年を迎えたことを発表した。
30周年の感謝の気持ちを込めて、楽しんでいただける企画を予定している。
フォントワークス創業30周年
1993年にフォントワークスは福岡で創業し、「もじと もっと じゆうに」というタグラインのもと、革新的でありながら普遍性を備える書体開発だけでなく、業界初の年間定額制フォントサービス「LETS(Leading Edge Type Solution)」を開始するなど、業界を切り拓く取り組みを行なってきた。
創業30周年を記念し、これから1年間を30周年アニバーサリーイヤーとして、フォントワークスをもっと知ることができ、楽しめる企画を展開していく。
▼創業30周年の挨拶
フォントワークス創業30周年記念ロゴ制定
「もじを通じて、表現する人の創造をもっとじゆうにする」ことにより一層向き合い、新たな挑戦を続けるべく、30周年記念ロゴを開発。
開発に携わったのは、フォントワークス 書体デザインディレクター ヨアヒム・ミュラー=ランセイ氏と、世界を舞台に活躍するデザイン・イノベーション・ファームTakram Japan。
今回のコラボレーションでは、誰でもインタラクティブにデザインできるソフトウェアを新たに開発し、そのソフトウェアを用いてロゴを制作した。
このシステムでは、フォントワークスのコーポレートロゴのエッセンシャルな要素を残しつつ、作り手自身も予期しない新たなインスピレーションを与えることを目指している。
制作プロセスやソフトウェアの詳細については、今後公開予定となる。
また、ロゴ横の欧文は、ランセイがデザインする新書体「Yo One」(2023年秋リリース予定)を使用している。
「フォントワークス創業30周年」今後のリリーススケジュール
30周年の感謝の気持ちを込め、各種リリースを予定。
藤田重信氏書籍『筑紫書体と藤田重信』
フォントワークスのフラッグシップフォント「筑紫書体シリーズ」を手掛ける書体デザインディレクター 藤田重信氏の書籍がパイインターナショナルより発売。「筑紫明朝」をはじめとする筑紫書体のすべてが分かる一冊。書体のコンセプトから細部のこだわりまで、藤田重信氏自身の言葉で解説・図解いたします。また購入者特典として、筑紫新書体を期間限定で頒布予定。
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フォントワークス初オリジナル欧文「Yo One」
書体デザインディレクター ヨアヒム・ミュラー=ランセイ氏が手がける、フォントワークス初のオリジナル欧文書体。全156書体のスーパーファミリーが、いよいよこの秋、フォントワークスLETSの新書体として登場。
書体名:「Yo One」(全156書体)
「ネオヒューマニスト」をデザインコンセプトにした、温もりがありながら現代的でクリーンな欧文書体。
セリフ/サンセリフの2つのグループに分かれ、全部で6つのフォントファミリーで構成されたスーパーファミリー。各グループにはローマン体とイタリック体、そして「リニア」「セミ」「コントラスト」の3ファミリーがあり、最も細いものから最も太いものまで全13ウエイトを揃えている。シンプルで読みやすく、幅広い用途に使用できる書体。
mojimo×フロップデザイン コラボレーション
人気フォントデザイナー フロップデザインとmojimoがコラボレーション。2023年9月から期限限定でmojimo-plusより提供予定となる。
各詳細につきましては今後コーポレートサイトなどで発表。