世界の国からいただきます!
徳間書店は、アレクサンドラ・ミジェリンスカ氏&ダニエル・ミジェリンスキ氏が文・絵、ナタリア・バラノフスカ氏が文、岡根谷実里氏が日本語版監修、徳間書店児童書編集部が訳をそれぞれ担当した、食べものを切り口に世界26か国を紹介する新作大判絵本「世界の国からいただきます!」を3月1日(水)に発売した。
食べものを知ると、歴史も文化も見えてくる!
世界の国々ではどんなものを食べていて、背景にはどんな歴史があるの?
その国でよく食べられている代表的な食材や料理は?
行事のときにはどんなものを食べる?
など、さまざまなことがわかる「食」にまつわる話題が満載です。実際に作って楽しめる、料理やお菓子のレシピも多数掲載。
▼トルコ 東西の味が出合う場所
とりあげた国は26か国。
各国2見開きを使って、それぞれの国の歴史と食文化の特徴を詳しく紹介。
日本ではなかなか口にすることのない食べものの情報も満載。
眺めるだけでもこれはなんだろう、と探求心がむくむく起こるミジェリンスキ夫妻の絵も魅力的。
内容は夫妻の学生時代の友人で料理研究家のナタリア・バラノフスカさんとともに制作された。
日本語版監修を務めたのは「世界の台所探検家」岡根谷実里さん。まさに「食べもの図鑑」といえる1冊となる。
宗教や文化に関わるトピックもたっぷり紹介しているので、ダイバーシティ教育やSDGs、調べ学習や自由研究、食育にも最適。
ベストセラー『マップス 新・世界図絵』の作者でもあるA&D・ミジェリンスキ:アレクサンドラ・ミジェリンスカ(右)&ダニエル・ミジェリンスキ(左)
ポーランドの絵本作家夫妻。ともに1982年生まれ。ワルシャワ美術アカデミー卒。子ども向けのノンフィクション絵本をはじめ、書籍デザイン、フォント制作、ウェブデザインなどの分野でも活躍。『マップス 新・世界図絵』は、40以上の言語に訳され、世界300万部突破のベストセラーとなっている。その他の作品に『国立公園へ行こう! イエローストーンからコモドまで』『アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵』『ややっ、ひらめいた! 奇想天外発明百科』『地球から宇宙をめざせ!』(以上、徳間書店)などがある。本書の制作は、学生時代からの友人で料理研究家のナタリア・バラノフスカとともにとりくんだ。
「世界の国からいただきます!」掲載内容
【国の歴史】
食文化は歴史とつながっている!
それぞれの国のなりたちをわかりやすく解説。
▼ブラジル 熱帯雨林のめぐみを食べる
【食材】
その国のよく食べられている食材は?
特徴や歴史を紹介。
例:カシューナッツ(ブラジル)、ザクロ(イラン)、トウモロコシ(ペルー)
▼ブラジル カシューナットノキ
【加工品や料理】
その国ならではの加工品や料理も、たくさん登場!
いつごろ、どのようにして作られるようになったのかも説明。
例:干しダラ(ノルウェー)、ニョクマム(ベトナム)、ソーセージ(ドイツ)
▼ノルウェー 乾燥させた保存食
【文化・宗教】
文化や宗教にまつわる話題も!
例:イスラム教の断食(イラン)、ガウチョ(牛追い)の食生活(アルゼンチン)、ユダヤ教徒の食事の規則(イスラエル)
▼イラン イスラム教の断食
【レシピ】
実際に作ってみよう! 料理やお菓子の56のレシピを掲載。
例:クロック・ムッシュ(フランス)、ポン・デ・ケージョ(ブラジル)、ジンジャーブレッド(ポーランド)
▼フランス クロック・ムッシュ
「世界の国からいただきます!」食べものの歴史年表収録
この本でとりあげている国は26か国
アジア:中国、日本、インド、ベトナム、インドネシア
中東:トルコ、イラン、イスラエル
南北アメリカ:アメリカ合衆国、メキシコ、ペルー、ブラジル、アルゼンチン
ヨーロッパ:ノルウェー、ドイツ、ポーランド、ロシア、ハンガリー、スペイン、フランス、イタリア、ギリシャ
アフリカ:モロッコ、エジプト、ナイジェリア、エチオピア
作者インタビュー「どうして食べものの本を作ろうと思ったの?」
ずいぶん前から、食べものの本を作りたいと思っていたんだ。『マップス』を作る前には、子ども向けのレシピ本を考えていたんだけど、うまくまとまらなくてね。でも、『マップス』を作るためにいろんな国の料理や食べものを調べていくと、すごくおもしろかったんだ。そうだ、これを本にしよう! と思って、国ごとに食べものを紹介する本を作ることにしたんだよ。
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