クイズ語辞典
誠文堂新光社は、2023年10月14日(土)に、近藤仁美氏、日髙大介氏著書でうのき氏がイラストを担当した、クイズの世界をイラストと豆知識で読み解ける辞典「クイズ語辞典」を発売した。
クイズは戦後以来人気の娯楽。
1953年のテレビ放送開始早々から番組が制作され、現在にいたるまで日本のお茶の間には欠かせない存在。
メディアだけでなく、一般の大会が開かれたり、または家族の団らんで、友達同士の遊びで…などなどその広がりは枚挙に暇がない。
老若男女だれでも楽しむことができるエンタメといえるだろう。
そしてそんなクイズには「7〇3×(ななまるさんばつ)」「押し込み」「押し負け」「読ませ押し」「問題潰し」「ポロロッカ(?)」ほか、ユニークな用語がたくさん。
「クイズ語辞典」は、そういった独特な用語をはじめ、クイズにまつわるありとあらゆる言葉を、50音順に600語以上収録した辞典風読み物となる。
昭和・平成のクイズ番組とそのエピソード・名言、競技クイズ・大会のルールや専門用語、クイズを扱った作品……etc。
初心者でも興味深く読めるよう、分かりやすく記述している。
イラストレーター・うのきさんのかわいらしくてユーモラスなイラストとともにお楽しみください。
「クイズ語辞典」内には人に話したくなるうんちくや、人に出したくなるクイズ問題なども多数含まれている。
さらに用語の合間のコラムページも充実。クイズに関連するマンガ・小説の紹介ページやウルトラクイズの歴史、クイズプレイヤーの生態など、意外な発見があるかも。
またとじ込み付録として、クイズ王日髙大介さんによる往年の名作クイズ解説を収録。
さらにさらに巻末には、売れっ子クイズ作家のみなさん(著者の二人に加え、矢野了平氏、水野圭祐氏)による座談会も掲載。
読み応えたっぷり、大ボリュームの内容となっている。
頭から読んでも良いし、気になったところからパラパラとめくっても楽しい一冊となる。
ぜひ、めくるめくクイズの世界へ飛び込んでみてください!
ⓒHitomi Kondo,Daisuke Hidaka.2023
近藤仁美Profile●三重県生まれ。早稲田大学在学中にクイズ作家として活動を始め、日本テレビ系『高校生クイズ』の問題作成を15年間担当中。その他、テレビ番組『クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?』、ディズニーチャンネル『ミラキュラス』リアルイベントなど、各種媒体で問題作成・監修を行う。国際クイズ連盟日本支部長(2018~現在)。
日髙大介Profile●宮崎県生まれ、浜松市育ち。14歳からクイズを始め、『パネルクイズ アタック25』『 タイムショック21』で優勝、『クイズ王最強決定戦』準優勝2回。1998年より『高校生クイズ』の問題作成を19年担当。『クイズ!ヘキサゴンⅡ』 『Qさま?』 『99人の壁』など80本以上の番組に携わる。クイズ王・クイズ作家としてメディア出演も多数。
うのきProfile●大阪デザイナー専門学校卒業後、似顔絵師として活動。半年後、同人誌専門の印刷会社に入社。6年間勤めた後フリーのイラストレーターとして活動を始める。メッセンジャー、工場勤務を経て、32歳の時に「イラストハウスうのき」として独立。皮肉の効いた風刺漫画やクセのあるアニメーションが得意。
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