ギャグ語辞典
誠文堂新光社は、2021年2月13日(土)に、高田文夫氏、松岡昇氏、和田尚久氏著書による、ニッポンのエンタメを内側からも外側からも見てきた高田文夫氏が、明治から令和のギャグを徹底解説した「ギャグ語辞典」を発売した。
「ギャグ語辞典」では、明治から令和のギャグを、ときに真面目に、ときに不真面目に解説。
昭和、平成、令和とニッポンのエンタメを内側からも外側からも見てきた高田文夫氏が凄腕の弟子とともに、ギャグにまつわるエピソードを当時の空気感そのままに紹介。
「ギャグ」と聞くと一発芸のようなものを思い浮かべるかもしれないが、もともとは「流行語」の意味で世に広まった。もちろん、「冗談」を意味する場合もある。
「ギャグ語辞典」では、人の心をつかみ、おかしみをもたらしてきた言葉を広く「ギャグ」ととらえて掲載している。
数々のギャグ誕生のきっかけとなった番組や、知っておきたい笑芸の基本情報など、コラムも充実。
往年のスターから若手芸人に至るまで、豪華絢爛な佐野文二郎氏のイラストも必見。
日本の芸能史に何が起こったか、ぜひ「ギャグ語辞典」で目撃しよう。
高田文夫Profile●1948年、渋谷区生まれ、世田谷育ち。日本大学芸術学部放送学科卒業と同時に放送作家の道を歩む。83年に立川談志の立川流に入門、立川藤志楼で88年に真打昇進。89年『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)スタート。「週刊ポスト」(小学館)、「月刊HANADA」(飛鳥新社)にて連載中。「笑芸」に関する著書多数。
松岡昇Profile●1962年、山口県生まれ。日大在学中に高田文夫に弟子入り。『ビートたけしのオールナイトニッポン』のハガキ仕分けを皮切りに、笑福亭鶴光、伊集院光、ナイツ、清水ミチコなどのラジオ番組を担当。清水ミチコをアネキ、髙橋克実をアニキと尻尾を振る姿から、師匠・高田に「子分肌マツオカ」と命名される。
和田尚久Profile●1971年、台東区生まれ。放送作家。担当番組に『立川談志最後のラジオ』(QR)、『談志の遺言』(TBSラジオ)、『友近の東京八景』(NHKラジオ第1)、ラジオドラマ『町の底を流れるのは』(QR)ほか。コントの台本なども書くよろず雑文業。〈落語〉や〈笑い〉に関する執筆多数。
佐野文二郎Profile●1965年11月3日生まれ。イラストレーター。
『野球太郎』(竹書房)の表紙において発泡スチロールを削り出した立体イラストを制作。『週刊ポスト』(小学館)で連載中の高田文夫氏の人気コラム「笑刊ポスト」の挿絵を担当している。
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