新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 児童書版/アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版
学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスは2019年8月29日(木)に科学的な考察とあふれる想像力で、誰も見たことのない恐竜や動物たちの生態をリアルに描き出した、傑作空想図鑑であり、緻密な考証で読者を驚愕させた歴史的名著を児童書版にした「新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 児童書版」と「アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版」を発売した。
「新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 児童書版」と「アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版」の著者は、スコットランドのサイエンスライターであり、イラストレーターでもあるドゥーガル・ディクソン氏。進化し続けた恐竜の姿を描いた「新恐竜」と、人類滅亡後に地球を闊歩する動物を描いた「アフターマン」は、ドゥーガル・ディクソン氏がその科学的知識と想像力を駆使して作り上げた「空想図鑑」で歴史的名著として名高いこの2冊が小学生でも読みやすいように再構成されている。
「新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 児童書版」と「アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版」の魅力1 リアルで細密なイラスト
この世には存在しない架空の動物のはずなのに、まるで実在しているかのように、ディテールにこだわって描かれている。
▼「新恐竜」より。トサカの形状がくわしく説明されている。
「新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 児童書版」と「アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版」の魅力2 科学的根拠に裏打ちされた生態
生息地域はどこで、何を食料にしていて、どういう習性があるのか…。著者の想像の産物ですが、科学的根拠に基づいているので、説得力がある。
▼「アフターマン」より。砂漠に住んでいる未来の動物たち。
「新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 児童書版」と「アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版」魅力3 小学生にもわかりやすい解説
進化や生命の歴史についてもっとくわしく知りたいという読者には、本書後半に解説ページが用意されている。子どもにもわかりやすく、しかし学術的な情報を反映した本格的な解説。
▼「新恐竜」より。本書後半の解説ページ。豊富なイラストや図版を用いて、わかりやすくまとめてある。
一般成人読者にもおすすめ!「新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 児童書版」と「アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版」
「新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑」と「アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑」は「児童書」ではあるが、いわゆる「子どもっぽい作り」にはしていない。一般書として発行された原著のテイストを損なうことなく、文章の言い回しをやわらかくし、専門的すぎる解説をかみくだいてまとめてある。生命の進化は、いわば46億年にも及ぶ地球の物語。一般成人読者にもオススメの図鑑になっている。
新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 児童書版
かつて地球を支配していた恐竜は、6600万年前に絶滅した。その理由として有力なのは、「巨大隕石が地球に衝突したから」という説。では、隕石の軌道が少しだけずれて、地球に衝突しなかったら? 恐竜たちは、そのまま進化し続け、今日、化石から推測されているものとは、まったく異なる姿に変貌しているに違いない。現在の地球を闊歩していたかもしれない「新しい恐竜」の姿を描きだしたのがこの『新恐竜』。
進化した恐竜たち「新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 児童書版」
原著が発表された当時、世間一般では恐竜は爬虫類のように全身がうろこ状だったと考えられていた。しかし、現在では「羽毛恐竜」説は、非常に一般的になっている。まだ、「羽毛恐竜」説が唱えられる前に書かれた『新恐竜』に登場する恐竜の多くは、体毛や羽毛に覆われており、著者の慧眼には驚くばかり。
▼ふわふわの体毛をもつ恐竜。
姿形だけでなく、骨格や獲物を狩る方法などもイラストで説明している。
▼アリのような巣を作って、集団生活を送る恐竜も。
進化する前のルーツ、つまりご先祖の恐竜も合わせて掲載。そこから進化後の姿になった理由も、生息地域の環境や食料となる動植物、外敵の存在などをふまえてわかりやすく説明されている。「だからこういう姿になって、こんな特徴が生まれたんだ」と納得しながら読んでいくうちに、「進化」や「地球環境」についての理解が深まっていく。
▼円内にあるのがルーツとなる恐竜。ノアサウルスは「カットラスツース」に、アベリサウルス類は「グルマン」に進化したとしている。
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ティラノサウルスは「グルマン」に、トリケラトプスは「モノコーン」に……
もし、恐竜が絶滅せずに、そのまま進化し続けたら、どのような姿になっていたのか?
科学的考察と、あふれる想像力で描かれる、見たことのない恐竜たちの驚異の図鑑。
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アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版
「地球に君臨している人類がもし滅亡したら、その後動物たちはどのように進化していくだろうか?」――「新恐竜」が過去から現在までの進化の物語なのに対して、「アフターマン」は現在から5000万年後の未来の動物の姿を描いている。人間と共に生きてきた家畜やペット類は、人類亡きあとも生き残っているか?
進化した未来の動物たち「アフターマン 人類滅亡後の動物の図鑑 児童書版」
誰も見たことがない未来の動物たちは、かわいいものもあれば、少々グロテスクなものもある。恐竜やゲームのモンスターを持ち出すまでもなく、不思議な未知の生物は、いつでも子どもたちの好奇心をかきたてる。ただイラストをながめるだけでも想像力が刺激され、ワクワクすること請け合い。
▼胴長に進化したリスの仲間「チリット」。尺取り虫のように歩く。
▼角がこんな形に進化したのはなぜ? 解説を読んで理由に納得すると、改めてイラストをじっくり見返したくなる。
▼コウモリから進化した「フローアー」は、花に擬態する能力を身につけた。同じくコウモリから進化した「ナイト・ストーカー」はとても凶暴。背丈が1.5メートルもある。
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人類滅亡後の地球を支配するのは、どのような姿の動物たちか?
「生物学三大奇書」にも数えられる、D・ディクソンの歴史的名著を子ども向けに再編集。
科学的考察と、あふれる想像力で描かれる、見たことのない動物たちの驚異の図鑑。
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