まじょかもしれない?
岩崎書店は児童文学作家・服部千春氏待望の新作となる、小学1年生からの読み物デビューにオススメの幼年童話の「まじょかもしれない?」を2019年10月15日に発売した。
絵を担当しているのは、かとうようこ氏。
作:服部千春Profile●京都府綾部市に生まれる。京都市在住。『さらば、シッコザウルス』でカネボウミセス童話大賞の優秀賞を受賞。2002年『グッバイ! グランパ』で福島正実記念SF童話賞の大賞受賞。著書に「四年一組ミラクル教室」「ここは京まち、不思議まち」「トキメキ?図書館」シリーズ、『たまたま たまちゃん』(講談社/青い鳥文庫)『さらば、シッコザウルス』『まいごのまいごのゴンザレス』『うまれたよペットントン』(岩崎書店)などがある。
絵:かとうようこProfile●山梨県生まれ、東京都育ち。主な絵本作品に『みてみて!』(ポプラ社)、『でっかいたまごとちっちゃいたまご』『びゅーん』(WAVE出版)、『みんなでんしゃ』他の「あかいでんしゃ」シリーズ、『パンのふわふわちゃっん』(ひさかたチャイルド)、『チェリーひめのかくれんぼ』(教育画劇)などがある。絵本制作を中心に、カレンダーやキャラクター制作も手がける。
「まじょかもしれない?」ストーリー
ナナちゃんは小学校1年生。おむかいの家で一人暮らしの元気なおばあちゃん、モモコさんと仲良し。
前歯が2本ないモモコさんは、自分は300歳の「まじょ」だという。
ほんとかな? と思いつつ、ナナちゃんは「ちょっとかっこいい」と思っている。
ナナちゃんは、モモコさんにきょうみしんしん。
ある日、近所の「サイトーさん」が引っ越してしまい、黒い飼い犬が取り残されてしまった。
モモコさんは、黒い犬を家に入れて餌をやり始めるが…。
おばあちゃんとナナちゃんの、心あたたまるストーリー。
はじめての一人読みにもぴったり! 読書好きになる工夫満載の「まじょかもしれない?」
・大きな文字、短い文章、総ルビだから、小学1年生から読める
・心温まる物語で定評のある児童文学作家・服部千春さんの新作
・全ページに人気画家・かとうようこさんのイラスト入り
・絵本に近い構成だから、読み聞かせでも、一人読みでも楽しめる
・絵本から読みものへ、読み聞かせから一人読みへの、ステップアップに最適
・1冊72ページ、低学年でも無理なく読み切れるボリューム
・読書感想文にもピッタリ!
小学1年生の子どもから見たおばあさんは、まさに魔女。前歯は2本ないし、ドクダミのお茶をつくっているし、そこに黒猫ならぬ黒い犬が加わって、モモコさんにだけなついる。「モモコさんって、本当に魔女だったのね」とナナちゃんは思いを深めてゆく。
小学生の女の子の空想と、おばあさんのお茶目な作り話が、やさしく交差しつつ展開する物語。子どもとお年寄りの交流が心温まる文章と優しい絵で描かれ、おかしくて、ほんわかして、ちょっとほろっとくる、年の離れた二人の友情のストーリーになっており、小学校低学年からの、読み物デビューにオススメの一冊になっている。
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