おもちゃになりたいにんじん
岩崎書店は、岩神愛氏・作による、子どもに不人気の野菜を主役にした絵本の第2弾「おもちゃになりたいにんじん」を2019年8月8日に発売した。
岩神愛Profile●画家。1981年東京都生まれ。都内の幼児教室に勤務し、さまざまな子どもたちと日々ふれあいながら創作を続けている。絵本に『青おにとふしぎな赤い糸』(PHP研究所)、『よなおしてんぐ5にんぐみ てんぐるりん!』『おかしになりたいピーマン』(以上、岩崎書店)がある。
「おもちゃになりたいにんじん」物語
◆わたしをキライだなんて、ありえない!
にんじんが、りこちゃんに好かれようと大変身。
「にんじん、きらい。おもちゃがすき!」
りこちゃんがそう叫ぶのを聞いて、にんじんは大ショック。
えっ、そんな……。きらわれてるの?
だったら おもちゃに へんしん しちゃうわ!
好かれたい一心のにんじんは、おもちゃに変身することに!
にんぎょう、ぬいぐるみ、きょうりゅう、ロボット。
工夫をこらして変身します。
でも、いつもなぜか、バレてしまって…。
「おかしになりたいピーマン」に続くお野菜シリーズ第2弾「おもちゃになりたいにんじん」
野菜嫌いも治る、探し絵も楽しい「にんじん絵本」の決定版。
主役のにんじんは、どこか上から目線のキャラクター。
女の子に好かれようと、あの手この手で変身する姿がとても可愛らしく、そしていじらしささえ感じます。
にんじん嫌いの子どもも、ついつい、にんじんの気持ちに共感してしまうことでしょう。
さらにこの絵本には、変身したにんじんがどこに隠れているか見つける、「探し絵」の楽しみも!
読んだらきっと、にんじんが好きになる。
にんじんが好きな子も、苦手な子も読んでほしい、にんじん絵本の決定版!
「おもちゃになりたいにんじん」読者からの感想続々!
りこちゃんに嫌いと言われたにんじんが、りこちゃんの大好きなおもちゃになろうとする、くすっと笑える絵本。結構巧妙に隠れているので、子どもと一緒に「にんじんさんどーこだ」なんて探すゲームとしても楽しめそうです。可愛い絵本でした。(教育関係者)
にんじん嫌いな女の子になんとか食べてもらおうという、比較的よくある題材ですが、探し絵の要素もありお客様に勧めやすいと感じました。最後に女の子がどう思ったのか描かれていない点も、読者に委ねられているようで、コミュニケーションがとりやすく、子どもへの読み聞かせにも良いと思います。(書店員)
「おもちゃになりたいにんじん」作者・岩神愛氏がこの本に込めた思い
幼児教室の子どもで、「にんじんが嫌い!」という女の子がいました。
その子は、お弁当に入っていたにんじんを、せっせとはじいて食べています。
「はじかれた にんじんは、どんな気持ちかな?」そう思って、この絵本を描きました。きらいなにんじんが、食べられるようになりますように☆
「おもちゃになりたいにんじん」を抽選で3名様にプレゼント!
岩崎書店では、8月のプレゼント本として「おもちゃになりたいにんじん」を抽選で3名にプレゼントする。
▼応募先
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わたしをキライだなんて、ありえない!
「にんじん、きらい。おもちゃがすき! 」
と聞いて、にんじんは大ショック。
好かれたい一心のにんじんは、
おもちゃに変身することに!
でも、いつもバレてしまうのでした。
今作のにんじんは、ちょっと自信家で
アイド気取りの(?)女の子。
そんなにんじんが気に入ってもらおうと
奮闘するいじらしさに、キュンとしちゃいます!
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岩神愛氏お野菜絵本シリーズ第1弾「おかしになりたいピーマン」
岩神愛氏による、お野菜絵本シリーズ第1弾「おかしになりたいピーマン」。
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ぼくだって、おいしく食べてほしいんだ!
「なんでみんな、ぼくのこと嫌うの……。
そうだ、おかしに変身しよう!」
ピーマンはキャンディーにまぎれてみたり、
チョコレートをかぶってみたり。
でも、うまくいきません。
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