みみみみ
岩崎書店は、大人気絵本作家である川之上英子氏と川之上健氏が手掛けた、みみがいっぱい登場する絵本「みみみみ」を2019年10月11日に発売した。
川之上英子Profile●1975年生まれ。学習院大学文学部日本語日本文学科卒業。「未来のこども絵本大賞2008」大賞受賞。「こどもの詩周南賞」作詞部門優秀賞受賞。健との共作で「第3回家族のきずな絵本コンテスト」大賞受賞。共著に『おおやまさん』『ももも』『あっはっは』『やるとおこられそうなこと』(岩崎書店)など。
川之上健Profile●1971年生まれ。学習院大学法学部卒業。税理士でもある。東京都多摩市在住。
「みみみみ」内容紹介
みみ みみ
みみみみ
みみっ
みーみ
わたしのみみ、くまのみみ、ねこのみみ、
りすのちいさなみみ、ぞうのおおきなみみ、
いろんな形の、いろんなみみが、次々登場。
みんなちがって、おもしろいね。
えっ? あれれ? これは「みみ」なの?
思わず声に出して読みたくなる
「みみ」だけで作った愉快な絵本。
「み」だけで展開するユニークな絵本「みみみみ」
ながいみみ、まるいみみ、ちいさいみみ。「みみ」って、いろんな形があるんだね?、と絵を楽しみながら読み進めていくと、「みみ」ではないものが紛れていたり、「みみ」は「みみ」でも違うものが登場したり、形が似てても違うもの、発音は同じでも違うもの。
同音異義語なんてワードを知らない小さな子供でも、言葉とものの関係性に気づき、言葉のセンスが育まれるきっかけになることだろう。
声に出して読むと、面白さが倍増する、読み聞かせにぴったりの愉快な絵本。ぜひ親子で、絵と音を味わいながら、楽しんでみよう。
「みみみみ」作者からのメッセージ
夫婦で「絵本会議」をして、新しいアイデアを出し合う川之上夫妻。本作「みみみみ」もそんな中から生まれた。「私は耳が立っているので、正面からまともに風を受け、冬の自転車はとにかく耳が寒いです。でも、福耳でけっこう気に入っています」と語る英子氏。「音楽を聴きながら近所をジョギング。走り終えてイヤホンをはずすと、イヤホンのパッドがありません。どの地点で落としたのだろうと、あわてて走ってきた道をもう一周。パッドは耳についていました。お約束の展開ですね」と健氏。
「みみ」にちなんたエピソードにも事欠かない、朗らかな二人が手掛けた「みみ」絵本の決定版。
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