老鳥との暮らしかた
誠文堂新光社は、2020年5月9日(土)に、「うちの鳥の老いじたく」の著者でもある細川博昭氏著書による、ともに暮らす鳥に最期まで快適で幸せに過ごしてもらうためにできることを綴った「老鳥との暮らしかた」を発売した。
ともに暮らす鳥は少しでも長くいっしょにいたい。老いを迎えた鳥にも、できるだけ心おだやかで幸せな時間を過ごしてもらいたい。それは、飼い主なら誰しも願うこと。ともに暮らす鳥がどんな老後を過ごすのかは、飼い主しだいで大きく変わる。ともに暮らす鳥よって異なる老化の始まりに気づき、それにうまく対応することで、老化を遅らせたり、いっしょに暮らす時間を予想よりもずっと長くできる可能性もある。そのノウハウを紹介するのが、「老鳥(ろうちょう)との暮らしかた」。
前作「うちの鳥の老いじたく」は、鳥の「老い」について解説した一冊だった。できれば想像したくはないけれど、いつかは必ず訪れる老いや、その先のお別れ。これらに対してどう臨むのかを、飼い主に寄り添いながら紹介したこの本に、たくさんの方から共感の声が寄せられた。あわせて、老いた鳥との暮らし方について、具体的なノウハウがもっと知りたい、という要望も著者・細川博昭氏のもとに多く寄せられた。
いま、飼い主の知識と技術が向上したことで、長生きする鳥も増えている。それは、飼い主が高齢の鳥と過ごす時間が増えてきている、ということでもある。
著者の細川博昭氏自身も、老鳥と暮らす日々を送っている。試行錯誤の毎日の中で学んだことのすべてが、この「老鳥との暮らしかた」に込められている。
老いを迎えた鳥の心と体をどのように保ちながら暮らしていくかを、メンタルのケアや、温め方をはじめとする環境のととのえ方など、具体的な方法を交えて解説。さらに、著者の経験をふまえながら、鳥のリハビリの可能性についても触れている。
小鳥から大型インコまで、1日でも長く心ゆたかな時間を過ごしてもらうために知っておいてもらいたいことが詰め込まれた、すべての鳥飼いさんに贈る一冊になっている。
細川博昭Profile●作家、サイエンスライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事を執筆。おもな著作に、『インコの謎』『インコの心理がわかる本』『うちの鳥の老いじたく』『鳥が好きすぎて、すみません』(誠文堂新光社)、『知っているようで知らない鳥の話』『鳥の脳力を探る』『身近な鳥のふしぎ』『江戸時代に描かれた鳥たち』(SBクリエイティブ)、『鳥を識る』『鳥と人、交わりの文化誌』(春秋社)、『身近な鳥のすごい事典』『インコのひみつ』(イースト・プレス)、『江戸の鳥類図譜』(秀和システム)、『大江戸飼い鳥草紙』(吉川弘文館)などがある。日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、生き物文化誌学会ほか所属。
「老鳥との暮らしかた」目次抜粋
はじめに
1章 老鳥の体をあらためて知る ~身体の機能が落ちるしくみ~
2章 鳥の体、鳥の行動のどこを見る? ~老化の対策は、まず気づくこと~
3章 鳥が求める暮らし、鳥に与える暮らし ~適切な寄り添い、メンタルケアを~
4章 昔の暮らしを取り戻す ~リハビリもその一助に~
5章 長生きさせる環境のつくりかた ~必要なことをどう補完するか~
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鳥の老いって何?老鳥との生活、老鳥のかかりやすい疾患、メンタルケア、看取る日のために―うちの子、歳をとってきたかな?と感じたら読んでほしい。
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