mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

HCDを業務として取り入れていくための必読書

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人間中心設計におけるマネジメント (HCDライブラリー)

人間中心設計におけるマネジメント

インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける近代科学社は2022年5月31日に、HCDライブラリーの第4巻として、篠原稔和氏著書による、HCDを業務として取り入れていくための必読書「人間中心設計におけるマネジメント」を発売した。

 


篠原稔和Profile●関西学院大学 文学部美学科(音楽美学)卒業。
2001年3月にソシオメディア株式会社を設立し、代表取締役に就任。
2018年3月に特定非営利法人 人間中心設計推進機構の理事長に就任。
2021年7月に国立大学法人 豊橋技術科学大学の客員教授に就任。
その他、公益財団法人 日本生産性本部の経営コンサルタント(2017年?)、総務省 行政管理局の技術顧問(2017年?)を兼務している。
また、これまでに、多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京農工大学大学院、日本工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学などで非常勤講師を歴任。「 情報デザイン」や「ユーザーエクスペリエンス」にかかわる数多くの著書や翻訳書を紹介しながら,大企業・中小企業から政府・自治体に至るまでの実務におけるソリューション活動に従事してきている。

主な訳書・監訳書
・『情報アーキテクチャ入門―ウェブサイトとイントラネットの情報整理術』(オライリー・ジャパン、1998)
・『ウェブ・ユーザビリティ―顧客を逃さないサイトづくりの秘訣』(MdNコーポレーション、2000)
・『ユーザビリティエンジニアリング原論―ユーザーのためのインタフェースデザイン』(東京電機大学出版局、2002)
・『マルチメディア&ハイパーテキスト原論―インターネット理解のための基礎理論』(東京電機大学出版局、2002)
・『情報デザイン原論―「ものごと」を形にするテンプレート』(東京電機大学出版局、2004)
・『ユーザーエクスペリエンスの測定―UXメトリクスの理論と実践』(東京電機大学出版局、2014)
・『情報アーキテクチャ 第4版―見つけやすく理解しやすい情報設計 』(オライリー・ジャパン、2016)
・『デザインマネジメント原論―デザイン経営のための実践ガイドブック』(東京電機大学出版局、2019)
・『実践デザインマネジメント―創造的な組織デザインのためのツール・プロセス・プラクティス』(東京電機大学出版局、2019)
・『詳説デザインマネジメント―組織論とマーケティング論からの探求』(東京電機大学出版局、2020)
・『センス&レスポンド―傾聴と創造による成功する組織の共創メカニズム』(東京電機大学出版局、2022)
他多数


 

「人間中心設計におけるマネジメント」内容紹介

人間中心設計(HCD)は、従来の製品開発やサービス設計に資するデザインだけでなく、仕事のプロセスや企業・行政の計画や戦略の策定、そしてイノベーションに向けた持続的な成長、社会課題への解決など、広範な分野に関わる活動となってきている。

そうした規模の大きい活動を成功させるためには、HCDのマネジメントの重要性が増している。

「人間中心設計におけるマネジメント」はHCDライブラリーの第4巻として「HCDとマネジメント領域の接点」を学ぶことを目的に、マネジメントの手法から人材育成、業務管理、組織運営といったそれぞれの観点を大ボリュームで解説している。

 

 

「人間中心設計におけるマネジメント」目次

序章 はじめに―HCD価値の拡がりと深まり―
0.1 HCDの誕生前史
0.2 拡がるHCD価値
0.3 UXに端を発するHCD価値の拡張
0.4 デザイン思考に端を発するHCD価値の拡張
0.5 深まるHCD価値
0.6 組織におけるHCD価値

Ⅰ. フレームワーク&メソッド&メソドロジー
第1章 HCDマネジメントのフレームワーク
1.1 HCDマネジメントの確立に向けて
1.2 プロジェクトとHCDのマネジメント
1.3 企業マネジメントとHCDのマネジメント
1.4 経験価値マネジメントとHCDのマネジメント
1.5 デザインマネジメントとHCDのマネジメント

第2章 HCDマネジメントのメソドロジー
2.1 前提としての研究方法論
2.2 条件適合理論の隆盛からメソドロジーの定義へ
2.3 「哲学・考え方」としての存在論・認識論
2.4 問題設定とセンスメイキング
2.5 「メソッド」におけるプロセスと手法

第3章 HCDマネジメントのメソッド
3.1 HCDの新たな定義とコアプロセス
3.2 HCD関連領域における関連メソッド
3.3 メソッド最小単位としてのループ構造
3.4 HCDメソッドの導入
3.5 HCD実践におけるマインドセット

Ⅱ. HCD業務系のマネジメント
第4章 HCDの導入と運用
4.1 HCDにおける組織とプロジェクトライフサイクル
4.2 狭義のHCDプロジェクトのマネジメント
4.3 広義のHCDプロジェクトのマネジメント
4.4 HCDプロジェクトにおけるUXメトリクス活用
4.5 HCDプロジェクトにおけるドキュメンテーション

第5章 HCDのリソース管理
5.1 HCDプロジェクトとリソース管理
5.2 HCDプロジェクトにおけるスキル管理
5.3 HCDプロジェクトにおけるパートナー管理
5.4 HCDプロジェクトと情報管理
5.5 HCDプロジェクトと空間設計

III. HCD人材系のマネジメント
第6章 HCDの人材マネジメント
6.1 HCD人材の管理
6.2 HCD人材の社員採用
6.3 HCDのコアコンピタンスと専門家認定制度
6.4 HCDの全社員教育に向けて
6.5 HCD人材の教育プログラム

第7章 HCDのリーダーシップ
7.1 HCDリーダーシップから戦略的HCDマネジメントへ
7.2 HCDリーダーシップの特徴
7.3 HCDリーダーシップ事例1 : フィル・ギルバート
7.4 HCDリーダーシップ事例2 : グレッグ・ペトロフ
7.5 HCDリーダーシップ事例3 : サマンサ・ソーマ

Ⅳ. HCD組織系のマネジメント
第8章 HCDにおける組織の成熟度
8.1 能力の成熟度モデル
8.2 ユーザビリティ成熟度モデル
8.3 デザイン領域における成熟度モデル
8.4 ビジネス領域における成熟度モデル
8.5 HCDの成熟度モデルの提案

第9章 HCDマネジメントの事例研究
9.1 事例研究の考え方
9.2 ベンチマーキングの考え方
9.3 マネジメント分野の代表的なケース研究と事例研究の仮説
9.4 HCDマネジメント・ケーススタディ-1 : IBM
9.5 HCDマネジメント・ケーススタディ-2 : GE

第10章 おわりに―HCDマネジメントの未来に向けて : ソーシャルイノベーションデザイナー「マーク・レティグ」への問い―
10.1 世界から見たHCDのコアコンセプト
10.2 日本発のHCDマネジメント
10.3 HCDと自然との関係
10.4 HCDの成熟度の向上のために
10.5 HCDリーダーシップのあるべき姿
10.6 これからの未来に向けて

 

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