mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

美しい文字とは何か?伊集院静流〝書の楽しみ方〟

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文字に美はありや。

2018年1月12日に文藝春秋より直木賞作家伊集院静著書「文字に美はありや」が発売される。美しい文字とは何なのか、王義之からビートたけしまで文人や作家の名筆、名跡を辿って考察された伊集院静流「書の楽しみ方」が書かれたエッセイになっている。

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文字に美はありや。
文字に美はありや。
 

文字に美しい、美しくないということが本当にあるのだろうか、というきわめて個人的な疑問から歴代の名筆、名蹟をたどっていくものである。(本文より)

歴史上の偉大な人物たちは、どのような文字を書いてきたのか。
1700年間ずっと手本であり続けている”書聖”の王羲之、三筆に数えられる空海から、天下人の織田信長、豊臣秀吉や徳川家康、坂本龍馬や西郷隆盛など明治維新の立役者たち、夏目漱石や谷崎潤一郎、井伏鱒二や太宰治といった文豪、そして古今亭志ん生や立川談志、ビートたけしら芸人まで。彼らの作品(写真を百点以上掲載)と生涯を独自の視点で読み解いていく。2000年にわたる書と人類の歴史を旅して、見えてきたものとは――。この一冊を読めば、文字のすべてがわかります。
「大人の流儀」シリーズでもおなじみの著者が、書について初めて本格的に描いたエッセイ。

伊集院静Profile●1950年、山口県防府市生まれ。72年、立教大学文学部日本文学科卒業。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木三十五賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞、14年に『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞受賞。16年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)

 

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伊集院静のその他の最近の著書の一部を抜粋

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悩むなら、旅に出よ。旅だから出逢えた言葉 II

悩むなら、旅に出よ。旅だから出逢えた言葉 II

 

旅と言葉を巡る珠宝の紀行文集。待望の続編。
「若い時に旅に出なさい、と先輩たちがすすめるのは、人が人に何かを教えたり、伝えたりすることには限界があり、夜のつかの間、後輩たちに語って聞かせる人生訓がいかに周到に準備されたものであれ、そこにはおのずと言葉によって伝達する壁がある。“百聞は一見にしかず”とはよく言ったもので、百回、エジプトのギザのピラミッドの大きさを聞くより、一回、本物を目にすればすべてがわかるのである」(本文より)
作家・伊集院静が、世界中で体験したこと、出逢った人とのエピソードとともに、色褪せずに記憶にとどまる“ひと言”を紹介する。若い頃世話になった逗子のホテルの支配人がかけてくれた励ましの言葉、今は亡きパリの日本食料理人Kさんが言ったスズランの花言葉、夭折した兄弟弟子の故郷・北海道様似町を訪れた武豊騎手の言葉、教え教わることの尊さを気づかせてくれた恩師の言葉、パリ、バルセロナ、ロスアンゼルス、ヴィンチ村、伊勢……旅を通じて気づかされる至言の数々が綴られる。ダイナースクラブ会員誌『シグネチャー』の連載から生まれた紀行文集『旅だから出逢えた言葉』待望の続編。連載開始時から挿絵を描いた故・長友啓典氏への追悼文も収録。 

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人生なんてわからぬことだらけで死んでしまう、それでいい。 悩むが花 (文春文庫)

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「週刊文春」好評連載、「悩むが花」第2弾。読者からの名問・珍問にときに親身に、ときに厳しく答える伊集院氏の魂から発せられる言葉の数々。「人が人を救うことはできない。しかし共に闘うことはできる」「すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる」―膝を打ったり頭を垂れたりしながら読み進み、人生そんなに悪くないと思う一冊。

 

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大人の男の遊び方 (双葉文庫)

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大人としての生き方、考え方、身の処し方を説く大ベストセラーシリーズ「大人の流儀」の伊集院静氏が放つ「遊びのススメ」。
麻雀、カジノ、ゴルフといったものから、酒の飲み方まで、娯楽を通して人は成長し、一流の大人になることができる。
よく働き、よく遊んできた著者だからこそ語れる「大人の遊び方・実践編」待望の文庫化。 

 

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女と男の品格。

女と男の品格。

 

週刊文春の大人気連載「悩むが花」に掲載された数百の人生相談から、厳選した名言苦言を一挙収録。読めば大人の流儀を会得できる!?

 

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旅人よ どの街で死ぬか。 男の美眺

旅人よ どの街で死ぬか。 男の美眺

 

エッセイの名手・伊集院静が旅を通して「大人の男の生き方」を綴る!
男が軟弱なのは「孤」を知らないからだ。「孤」を知るにはどうすればいいか。さまようことである。旅をすることである──
そう語る作家が、さまざまな街をめぐりながら、「旅と街と人生」を思索する。
パリ、バルセロナ、グラスゴー、ダブリン、上海……それぞれの街で、ヘミングウェイ、ゴッホ、ジョイスなど旅の先達に思いをはせ、
いかに生きるべきかを描きだす。
旅とは、住む場所ではなく、生きる場所を探す行為である。
生きる場所とは「死ぬ場所」のことだ。どの街で死ぬか──
そんな旅があってもいいではないか、と作家が自問しつつ、「大人の男」とは何かを教えてくれるエッセイ。
旅の写真もふんだんに盛りこんだ、「伊集院静」を楽しめる1冊。

<目次>
プロローグ
■旅よ、旅人よ、至福があらんことを

第一章 旅、あるいは人生について
■生きる場所とは、死ぬ場所である──パリ
■予期せぬことでしか、旅の出逢いはない──パリ
■ボーダーでさまよえ──エジンバラ
■歴史はくり返される──パリ
■人は、焦がれる生きものである──ル・マン

第二章 街、あるいは出逢いについて
■書物は「物」でしかない──パリ
■その血には、誇りがあるのか──バルセロナ
■奇跡を望むか?──バルセロナ
■一本の木を見る旅──ゲルニカ
■土地は、その意志を人間に伝えるのか──ビルバオ

第三章 予感、あるいは耽溺について
■享楽に浸れ、溺れよ──ドーヴィル
■無駄な消費の愉楽──ドーヴィル
■大人の男の安堵──パリ
■旅は、続けるしかない──パリ

第四章 孤独、あるいは芸術、酒について
■“孤"であること──オーベル・シュル・オワーズ
■やさしすぎてはいけない──サン・レミ
■欲望に忠実であることが純粋の証し──グラスゴー
■酒をやめようと思ったことはない──グラスゴー
■妄想と酒は最良の友である──ダブリン
■出発は、生きながらえるために──ダブリン

第五章 記憶、死、あるいは旅について
■出逢った事実だけが、そこにある──パリ
■ともかく、あがき続けることだ──パリ
■この世には、幻想があるだけ──上海
■それでも私は旅を続ける──上海

エピローグ
■そうして旅は終った。

 

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