そら にげろ
岩崎書店から大人気の絵本作家・長田真作氏による絵と擬音で会話がはずむ絵本「そら にげろ」を、2019年5月15日が発売された。
長田真作Profile●1989年12月11月生まれ。広島県出身。2014年より独学で絵本の創作活動にはいる。主な刊行書に、『あおいカエル』(文・石井裕也、リトルモア)、『タツノオトシゴ』『コビトカバ』(PHP研究所)、『きみょうなこうしん』『みずがあった』『もうひとつのせかい』(三部作、現代企画室)、『ことはちゃん』『ちなつくん』(ともにイースト・プレス)、『光と闇と』(集英社)、『ヒミツのトビラ』『はなげおやじ』『こまった虫歯』(高陵社書店)、『かみをきってよ』(岩崎書店)などがある。
「そら にげろ」ストーリー
「とんっ とんっ…」
「ちちちち…」
「のしっ のしっ…」
へんてこな生きものたちが、いろんな音をたてて、にげていくよ。
はやく! はやく!
とにかく トコトコ ずんずん
どこまでも、にげてにげて、にげきって!
つぎは なにが でてくるかな?
子どもの想像力が広がる、ゆかいな絵本。
幾何学模様と擬音で構成された、脳を刺激する絵本「そら にげろ」
三角形や四角形、楕円、曲線などの、単純な図形を組み合わせて描かれた生きものが、色々な音をたてて、次々と登場するのが絵本「そら にげろ」。
生き物は、見たことがあるようなないような、へんてこな造形。
ハッとするような独特の図形と色の組み合わせが、子どものビジュアル感覚を触発します。
「かっ かっ かっ かっ」「ずんっ ずんっ ずんっ ずんっ」。
へんてこな生きものの、大きさ・姿・行動に呼応するような、色々な擬音で、バラエティに富んだオノマトペに触れることで、言葉の感性も育つ。
子どもと対話しながら楽しめる絵本「そら にげろ」
学童保育のスタッフを経て、絵本作家になったという経歴を持つ、作者の長田真作氏。子どもと対話しながら楽しめる絵本を目指して作ったのが絵本「そら にげろ」となる。
これはなに? どんな逃げ方? どこへ行くの?
子どもが興味をもったらしめたもの。
「なんだと思う?」と問いかけてみてください。にげかたをマネしてみるのも楽しいですね。
絵と擬音から、子どもは想像力を発揮して、自分なりの生きもの像を空想することだろう。
絵本「そら にげろ」作者・長田真作氏からのメッセージ
ここでにげている かれらは おそらく どうじに にげています。
でも かけっこではありません。せっせと にげているのです……。
それにしても だれがいちばん にげあしが はやいのかな?
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