まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ
藤本健太郎・著「タイポさんぽ」シリーズのデザインを手がけるブックデザイナー。タイポ・エクスプローラーである松村大輔氏著書の日本全国の町で集めた「まちの文字」の図鑑第2弾「まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ」が大福書林から2018年1月10日より発売を開始した。
「まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ」では、看板職人やネオン職人、書体デザイナーがデザインした全国の個性あふれる約470のカタカナを紹介している。
また本書では第一弾である「よきかなひらがな」に引き続き、藤本健太郎氏が装丁を手掛けている。
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街の中は、看板職人や、ネオン職人、書体デザイナーのハイカラでオシャレなカタカナであふれています。全国の個性あふれる約470のカタカナを、1文字ずつ取り出してみると、初めて気づくことがいろいろ。パソコンフォントではない時代の、失われつつあるタイポグラフィを、全国津々浦々で探し集めているブックデザイナーが、五十音順に編み直して紹介しています。ひらがな編に続く今回は、看板・ネオン製作の現場を訪れ、職人の方の文字づくりを取材しました。戦後の屋外広告をタイポグラフィとして見直し、アーカイブする試みです。
松村大輔●Profile1973年生まれ。ブックデザイナー。タイポ・エクスプローラー。広告制作会社・印刷会社などを経て、現在出版社パイ インターナショナルに所属。のどか制作室という個人名義でも創作活動をしており、藤本健太郎・著『タイポさんぽ』シリーズのデザインを手がけている。
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日本全国の町で集めた「まちの文字」図鑑の第1弾ひらがな編「まちの文字図鑑 よきかな ひらがな」
松村大輔氏著書による「まちの文字」図鑑第一弾ひらがな編。デザイン的に優れた約350に及びひらがなを厳選して50音順に掲載した「まちの文字図鑑 よきかな ひらがな」はは2016年7月9日に大福書林より発売された。
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日本全国の町で集めた「まちの文字」の図鑑。第一弾は、ひらがな編。
出版社でデザイナーとして働く著者は、文字好きが昂じ、余暇を注ぎ込んで町の文字探しにでかけている。
本書では、看板をメインに、町のあらゆる文字の中から、デザイン的に優れた約350のひらがなを厳選して五十音順に掲載、字源とともに紹介している。ページをめくると、とりあげられた文字の全体像と所在地が現れる。
時代としては、職人の手描き文字やレタリング全盛時代のバリエーション豊かな文字が中心となっている。同じひらがなの個性的な文字を見比べる楽しさがある1冊。たくさんの「よきかな」がある町を訪れるガイドとしても活用できる。
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装丁を手掛けた藤本健太郎氏による「タイポさんぽ」シリーズ
グラフィックデザイナーである藤本健太郎氏が日本各地で採取された文字コレクションを厳選して紹介するシリーズ。
タイポさんぽ―路上の文字観察
「タイポさんぽ―路上の文字観察」は2012年8月1日に誠文堂新光社より発売。
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商店街の老舗の看板,ローカルな商品のロゴ,手書きの注意書き,道路や壁の文字の痕跡……。
街を歩けばコンピュータのフォントにはない独特の手ざわりをもった文字たちがそこかしこに息づいている。
これら味わい深い文字たちの多くは,市井のデザイナーや人々がレタリングや手描きによって、生活のなかで生み出してきたものだ。
著者は既存のフォントで埋め尽くされゆく都市空間のなかで、力強くかがやくそれらの文字を同時代的な視点で再発見し,その豊かな可能性を現代へ橋渡しする。
掲載事例は日本各地で採取された文字コレクションから厳選。
藤本健太郎Profile●1973年北海道生まれ。グラフィックデザイナー。日本工学院専門学校デザイン科卒業後、デザインチーム“Nendo Graphixxx”やインディーズTシャツブランド展開などのアンダーグラウンド活動を続けながら、デザインプロダクションSPICE Inc.に勤務。1995年、富士通株式会社による日本初のウェブマガジン『teleparc』プロジェクトにデザイナーとして参加。その後ミュージックチャンネル『MTV Japan』でのアートディレクター、デザイナーなどの職を経て、2003年からフリーランス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)
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タイポさんぽ改: 路上の文字観察
「タイポさんぽ改: 路上の文字観察」は2016年4月8日に誠文堂新光社より発売。
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珠玉のデザインエッセイにして、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」がパワーアップして帰ってきた!
昭和期の看板,ローカルな商品のロゴ,手書きの貼り紙,道路や壁の文字の痕跡……。
街を歩けばコンピュータのフォントにはない独特の手ざわりをもった文字たちがそこかしこに息づいている。
有名無名のデザイナーや市井の人々の手仕事によって生み出され、風雪に耐えてきた文字たち。
著者はこれら路上の文字たちにまなざしをそそぎ、その豊かな可能性をユーモアとウィットにのせて現代へと橋渡す。
日本各地でみずから採取した、懐かしくも新しい路上の文字を厳選して多数紹介。
見て面白く、読んで楽しい文字コレクション!
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タイポさんぽ 台湾をゆく: 路上の文字観察
「タイポさんぽ 台湾をゆく: 路上の文字観察」は2016年6月6日に誠文堂新光社より発売。
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昭和期の商店や商品のロゴ,手描きの看板などを独自の視点で紹介し、手描き文字デザイン再評価のターニングポイントとなった名著「タイポさんぽ」が舞台を台湾に移し、あっとおどろく漢字看板の世界を追いかける。
日本の看板は比較的自由に変形ができるひらがなやカタカナを中心にデザインされてきた。
しかし、漢字しかない中国圏では日本人には思いもよらない、独創性あふれる漢字看板が発展している。
本書は古くからの伝統と近代文化が入り交じる台湾の街角で見つけた楽しくも珍しい漢字看板を渉猟する。
アルファベットや横文字をカッコイイものとしてきた戦後デザイン文化を乗り越え、「漢字」とそのデザインの可能性に改めて目を向ける挑戦的企画。
読んで楽しく、見てためになる漢字の世界を旅しよう。
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