Unity AR FoundationによるARアプリ開発入門
インプレスグループで電子出版事業を手がける株式会社インプレスR&Dは、多田憲孝氏著書による、ARアプリを開発したいと考えているUnityユーザーのための解説書「Unity AR FoundationによるARアプリ開発入門」を発売した。
多田憲孝Profile●新潟工業短期大学教授、大阪国際大学教授を経て、現在プログラミングスクール「Wonder Processor」代表。大阪国際大学名誉教授。1972年よりFortran言語でプログラミングを始める。振動解析、教育システム、人工知能、スポーツ工学分野の運動解析・指導システムなどの研究に従事。スキーの回転運動の数値解析を基に、VRを利用したスキーシミュレーターやARを利用したスキー指導システムを開発。大学では、情報関連の講義および演習を担当。
「Unity AR FoundationによるARアプリ開発入門」発行主旨・内容紹介
AR(Augmented Reality、拡張現実感)とは、現実世界に仮想物体(仮想環境)を付加する技術。
近年、モバイル端末や民生用ゲーム機器が高性能になったことにより、身近に使用できるARアプリが実験的レベルから実用的レベルへ向上してきました。また、これまでハードウェアに依存していたARのフレームワーク(Android 用ARCore、iOS用ARKit など)が、2018年からUnityが提供するAR Foundationにより統合的に扱えるようになり、AR アプリ開発環境が整ってきました。今後、さらに高度で多様なARアプリの開発が期待される。
「Unity AR FoundationによるARアプリ開発入門」は、AR Foundationについて、その代表的なAR機能を操作する各種命令の詳細解説およびC#サンプルスクリプトからなる解説書です。AR Foundation がサポートするプラットフォームのうち、AndroidおよびiOS を扱う。
「Unity AR FoundationによるARアプリ開発入門」は次の3項目に該当する人を対象とし、その方々のAR アプリ開発支援を目的としている。
自分でAR アプリを開発したいと考えている方/Unityの入門書を読み終えた初学者の方/C#言語の基本的文法(データ型、ifなどの基本制御構造、基本的なクラスの使い方など)を理解している人。
「Unity AR FoundationによるARアプリ開発入門」の主な特色を次に示す。
(1)メソッドなどの汎用的な書式と使用例の提示
(2)自作アプリに転用しやすいサンプルスクリプト
なお、サンプルスクリプトは、次の環境の下で動作が確認されている。
・Unity 2020.2.5f1 Personal、AR Foundation 4.1.5
・パソコンWindows 10 Home 20H2、macOS Big Sur 11.2 & Xcode 12.4
・モバイル端末Galaxy A41(Android 10)、iPhone SE(iOS 14.4)
「Unity AR FoundationによるARアプリ開発入門」は、次世代出版メソッド「NextPublishing」を使用し、出版されている。
「Unity AR FoundationによるARアプリ開発入門」目次
1章 ARアプリ開発環境の構築
2章 平面検出(Plane Detection)
3章 スケールと回転
4章 機能のサポート調査
5章 顔検出(Face Tracking)
6章 イメージ検出(Image Tracking)
7章 光源推定(Light Estimation)
8章 オクルージョン(Occlusion)
9章 インタラクション(Interaction)
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Unity AR FoundationによるARアプリ開発入門 (OnDeck Books(NextPublishing))
- 作者:多田 憲孝
- 発売日: 2021/04/23
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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