mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

庭園デザイナーによる東京の名庭園を紹介した一冊

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しかけに感動する「東京名庭園」-京都の庭園デザイナーが案内

誠文堂新光社は、2019年10月3日(木)に、庭園デザイナー・烏賀陽百合氏著書による『しかけに感動する「京都名庭園」』に続く第3弾で「東京」の名庭園を紹介した『しかけに感動する「東京名庭園」-京都の庭園デザイナーが案内』を発売した。

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2018年3月刊行の「しかけに感動する『京都名庭園』」は、庭園デザイナー・烏賀陽百合氏が京都の名庭園の歴史、エピソードなどを豊富な写真とともに紹介し、好評を得た。庭園で名高い街といえば、まず京都が思い当たるが、東京にも数多くの名庭がある。

『しかけに感動する「東京名庭園」-京都の庭園デザイナーが案内』では、有名庭園から一般にはあまり知られていない名庭まで、17箇所の東京庭園を「しかけに感動する『京都名庭園』」の著者である烏賀陽百合氏が紹介。東京を訪れる人達にとって興味深い、「庭」をテーマにした東京のガイドブックであるとともに、東京在住の人達が、新たな東京の魅力を発見できる一冊でもある。

「東京庭園は、私達をどこかへ「誘う庭」だ。憧れの場所や、和歌、俳句に詠まれた世界など、想像の世界に運んでくれる。そして時を超えて、江戸、明治、大正、昭和、平成の時代に生きた人々の想いや美意識を伝えてくれる。」
ーはじめにより

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烏賀陽 百合Profile●京都市生まれ。庭園デザイナー、庭園コーディネーター。同志社大学文学部日本文化史卒業。兵庫県立淡路景観園芸学校、園芸本課程卒業。カナダ・ナイアガラ園芸学校で園芸、デザインを3 年間勉強。またイギリスの王立キューガーデンでインターンを経験。これまで27 ケ国を旅し、世界の庭園を見て回る。2017年3月にニューヨークのグランドセントラル駅の構内に石庭を造り、日本庭園のある空間をプロデュースした。東京、大阪、広島など全国で庭園講座を行う。またNHK文化センターや毎日新聞旅行などさまざまな庭園ツアーを開催。テレビの京都紀行番組などで庭園を紹介。著書に『しかけに感動する「京都名庭園」』『しかけにときめく「京都名庭園」』(誠文堂新光社刊)、『一度は行ってみたい 京都絶景庭園』(光文社刊)、『ここが見どころ 京都の名園』(淡交社刊)がある。

『しかけに感動する「東京名庭園」-京都の庭園デザイナーが案内』目次抜粋

小石川後楽園
浜離宮恩賜庭園
カナダ大使館
ホテル椿山荘東京
ホテルニューオータニ
六義園
朝倉彫塑館
旧古河庭園
浅草寺伝法院
旧芝離宮恩賜庭園
草月会館
山本亭
八芳園
清澄庭園
五島美術館
国際文化会館
子規庵

花図鑑/石&石造物図鑑/灯籠図鑑
東京名庭園マップ

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しかけに感動する「京都名庭園」: 京都の庭園デザイナーが案内

しかけに感動する「京都名庭園」: 京都の庭園デザイナーが案内

 

元来、神社仏閣や日本庭園巡りは年齢層の高い人たちの趣味とされてきましたが、
昨今ではSNSが身近になり幅広い世代が楽しんでいます。
そのなかでも1200年の歴史がある京都はこの町でしか見ることのできない景色がたくさん残っており、
そのひとつである日本庭園には様々な見どころがあります。

本書は、京都在住の庭園デザイナー・烏賀陽百合氏による、見どころのひとつとして
「しかけ」に注目して庭園を楽しむ指南書です。

庭園を構成する石組や植栽などを観察し、作庭家や歴史の背景に想いを馳せると、美しさだけではない、
そこから伝わる仏教思想と、壮大な宇宙観を感じることができます。

庭園には歴史、文化、芸術、造園など、すべてが詰まっているのです。
まるで庭園は生きたアートのよう。
季節によっても表情が変わりますし、昨日と今日でも感じ方が全然違うのです。

忙しい日常から離れて庭園を眺めていると、癒しやインスピレーションが得られるだけでなく、
庭園について知ることは、各時代の歴史や文化、価値観を知ることに繋がります。

とりわけ、京都の庭園や寺院には、歴史的なストーリーとロマンがあります。
世界各国から多くの観光客が訪れる京都ですが、その中でも京都の庭園に触れると、
皆さんは、ホッという深いため息をつき、大きな感動を抱かれるようです。

多くの人に、すばらしい京都庭園を堪能してほしい。そんな魅力が詰まった1冊です。

■はじめにより
日本庭園には、さまざまな「しかけ」が隠されている。
それを読み解き、理解していくと、今まで気が付かなかった美しい景色が見えてくる。
それはまるで、庭に散りばめられた暗号のようだ。
しかけを知ると、日本庭園は美の宝庫であることに気付く。
そして日本人の美意識、知識、文化、技術が詰まった、芸術作品であることが分かる。
たとえば「蓬莱思想」を理解すれば、庭に隠されたしかけが分かる。
単なる石が不老不死の仙人が住む秘境の山になり、白砂が大海の景色に変わる。
鶴島や亀島も生き生きと見えてくる。
日本人にとって「長寿」というものがいかに尊い、おめでたいことであるかが、庭から理解できるのだ。
また庭を作った作り手の意図を知ると、庭はますます面白くなる。
権力者が己の力を誇示するためにわざわざ名石を庭に運ばせたり、
自分の庭に川を流すために琵琶湖疏水を引き込んだり……。
そういったエピソードを知ると、庭がとても身近に感じられる。
庭から何とも人間くさい、作り手の想いが伝わる。
それらを知ると、今まで見ていた景色が一変する。
日本庭園の面白さはそこにある。

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しかけにときめく「京都名庭園」: 京都の庭園デザイナーが案内

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日本はもとより、世界の人々から愛される街・京都。
その魅力の大きな要素となっているのが数々の寺院、そして日本の美意識の結晶とも言える庭園です。

2018年3月に刊行された「しかけに感動する『京都名庭園』」は、
京都の名庭園の歴史やエピソードなどを、豊富な写真とともに紹介し好評を得ました。
本書はその第2弾として、前書と同じく庭園デザイナーの烏賀陽百合氏が、
京都在住のカメラマン三宅徹氏の写真とともに京都の名庭を紹介します。
主に「石」をテーマに各庭園を読み解き、作庭家が庭園に込めた世界観、思いに迫ります。

日本庭園は、水や借景をどう活かすか、建物との関係をどう表現するかなど、さまざまな創意工夫で作られている。
それぞれの時代の人々の美意識が集まり、工夫された結果、今の日本庭園がある。
何百年もの間の日本人の美意識の蓄積なのだ。
だからこそ日本庭園は、私達の心をときめかせる。
ーはじめにより

■目次
<掲載庭園>
修学院離宮
曼殊院
西村家庭園
天龍寺宝厳院
常照皇寺
妙蓮寺
妙心寺東林院
青蓮院
東福寺龍吟庵
大徳寺龍源院
東福寺芬陀院
酬恩庵
正伝寺
高台寺圓徳院
妙心寺桂春院
法輪寺
白沙村荘
北村美術館四君子苑
ウェスティン都ホテル京都
清水寺成就院

<京都人のしかけコラム>
その一 大文字と京都人
その二 あぶり餅とお雑煮の味
その三 京都の市バスは京都の縮図
その四 今も暮らしに生きる宮中の女房言葉
その五 「経験」が作る京都の庭の美
その六 初釜で着た祖母の着物

<京都おすすめひといきスポット>
「極上の料理と庭を堪能する」南禅寺参道 菊水
「平安時代からの庭を見ながらお茶を」フォーシーズンズホテル京都 ザ・ラウンジ&バー
「旬の野菜を炭火焼で楽しむ」yasai hori
「伝統京料理を町屋で味わう」亀甲屋
「抹茶問屋が提供する最高級抹茶のスイーツ」祇園 北川半兵衞
「和菓子と珈琲、日本酒のマリアージュ」喫茶 狐菴

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