mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

「統計モデリング」の一般論と具体例を紹介した一冊

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統計モデリング-データ分析⇔モデル構築⇒意思決定-

インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける近代科学社は、2020年3月25日に、石黒真木夫氏・三分一史和氏・種村正美氏・清水悟氏著書による、モデリングを知れば複雑なデータも正しく把握できる、ISMシリーズ:進化する統計数理
「統計モデリング-データ分析⇔モデル構築⇒意思決定-」を発売した。

 

石黒真木夫Profile

1969年 東京大学教養学部基礎科学科卒業
1974年 東京大学大学院理学系研究科相関理化学専門課程単位取得退学、統計数理研究所第5 研究部研究員
統計数理研究所で時系列解析、情報量規準、ベイズ統計学を研究
2010年 統計数理研究所教授として定年退職
現 在 統計数理研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授
著書に『情報量統計学』(共立出版、1983、共著)、『統計科学のフロンティア4 階層ベイズモデルとその周辺』(岩波書店、2004、共著)、『法廷のための統計リテラシー』(近代科学社、2014、共著)、『統計学をめぐる散歩道』(岩波書店、2020)など。

 

三分一史和Profile

2001年 総合研究大学院大学博士後期課程修了、博士(学術)
2001年 東京都精神医学総合研究所睡眠障害研究部門(日本学術振興会特別研究員)
2002年 理化学研究所脳科学総合研究センター研究員
2005年 千葉大学工学部助手
2007年 千葉大学大学院助教
2009年 統計数理研究所准教授
時空間解析、動的因果性モデリング、ニューロインフォマティクス等の研究に従事。

 

種村正美Profile

1974年 京都大学大学院理学研究科博士課程満期退学
1974年 統計数理研究所第二研究部研究員
1977年 理学博士(京都大学)
1992年 統計数理研究所調査実験解析研究系教授
1992年 総合研究大学院大学数物科学研究科教授
2010年 統計数理研究所定年退職
現在統計数理研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授
主な研究分野:空間統計、確率幾何学。
著書に『配置の問題?平面・球面・空間における』(みすず書房、1983、共訳)、『なわばりの生態学?生態のモデルと空間パターンの統計?』(東海大学出版会、1986、共著)、『形の科学百科事典』(朝倉書店、2004、共編)、『計算統計II?マルコフ連鎖モンテカルロ法とその周辺』(岩波書店、2005、共著)。

 

清水悟Profile

1980年 東京学芸大学大学院修士課程修了
1980年 東京女子医科大学医学部衛生学教室
1995年 統計数理研究所共同研究員
2011年 東京女子医科大学総合研究所研究部
2018年 東京女子医科大学医学部医学教育学非常勤講師
現在統計数理研究所共同研究員、東京女子医科大学と東京女子大学の非常勤講師を兼務。 


「統計モデリング-データ分析⇔モデル構築⇒意思決定-」内容紹介

現実社会の様々なデータは複雑に絡み合い、ただ眺めるだけではそれぞれの因果関係は見えてこない。この相互作用の仕掛けが見えるように、確率変数や数式の組み合わせで作ったモデルに当てはめて理解を促す手法が「統計モデリング」となる。
「統計モデリング」の知識を持つことによってデータの動きが予想できるようになれば、あらかじめ手をうつことも可能になり、さらには対象を思いのままに動かすことも夢ではなくなると言える。
「統計モデリング-データ分析⇔モデル構築⇒意思決定-」は、統計モデリングの一般論と具体例で構成され、主に情報量規準AICを活用するモデリング技術、時系列分析、空間統計学、統計的検定の方法についてまとめられている。
データの持つ背景や真実を知りたい、データに基づく推論を持ちたい、不確かな情報で物事をうやむやにしたくない、といった要望を叶えるための実益に繋がるテクニックが収載されている。

 

 

「統計モデリング-データ分析⇔モデル構築⇒意思決定-」目次

1 統計モデリング
1.1 はじめに
1.2 データ
1.3 統計学の流儀
1.4 確率論のことば
1.5 統計モデル・統計モデリング
1.6 AIC
1.7 AIC物語
1.8 仮説検定という方法
1.9 CATDAPというプログラム
1.10 まとめ:語り残したことども

2 時系列モデリング
2.1 はじめに
2.2 時系列モデリングによる周波数解析
2.3 時系列間の関係性と因果性
2.4 おわりに

3 空間配置の統計とその周辺
3.1 はじめに
3.2 空間配置の予備的解析
3.3 粒子間の誘引・反発相互作用と空間配置
3.4 配置図データを相互作用ポテンシャルで測る
3.5 反発の強さを測るためのモデル
3.6 MCMCで用いる乱数について
3.7 おわりに
A 付録:ギブス分布(3.14) と配位分配関数(3.16) の導出

4 医学データの解析
4.1 医学における統計学とは
4.2 平均値の比較
4.3 統計的検定
4.4 分散分析
4.5 カテゴリカル・データの相関関係
4.6 相関と回帰
4.7 ロジスティック解析
4.8 検定と情報量規準4
4.9 JMPのデータシートの作り方と外部ファイルの読み込み

 

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