CAEアプリが水処理現場を変える-DXで実現する連携強化と技術伝承-
インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける株式会社近代科学社は、2023年9月8日に、近代科学社が著者とプロジェクト方式で協業する、デジタルを駆使したオンデマンド型の出版レーベルである近代科学社Digitalレーベルより、石森洋行氏、藤村侑氏、橋口真宜氏、米大海氏著書による、水処理の課題をCAEアプリで解決でき、DXの効果も解説したマルチフィジックス有限要素解析シリーズ3「CAEアプリが水処理現場を変える-DXで実現する連携強化と技術伝承-」を発売した。
石森洋行Profile
国立研究開発法人国立環境研究所資源循環領域 主任研究員
工学博士(環境地盤工学)
2006年立命館大学大学院総合理工学研究機構博士後期課程修了
同年より立命館大学理工学部土木工学科助手
2009年国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター特別研究員
2013年立命館大学理工学部環境システム工学科講師
2016年国立環境研究所福島支部研究員を経て,2019年4月より現職
専門は環境地盤工学(主に土壌・地下水汚染、廃棄物処理・処分、有効利用)
藤村侑Profile
栗田工業株式会社 研究員
博士(科学技術イノベーション)
2023年神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科博士後期課程修了
橋口真宜Profile
計測エンジニアリングシステム株式会社主席研究員,技術士(機械部門)、東京農業大学客員教授、明治大学先端数理科学インスティテュート客員研究員、JSME計算力学技術者国際
上級アナリスト、固体力学1級
米大海Profile
計測エンジニアリングシステム株式会社技術部部長、工学博士
マルチフィジックス有限要素解析シリーズ
最先端の科学技術や教育に関するトピックをできるだけ分かりやすく解説するとともに、多様な分野においてマルチフィジックス解析ソフトウェアCOMSOL MultiphysicsRがどのように利用されているかを紹介。
「CAEアプリが水処理現場を変える-DXで実現する連携強化と技術伝承-」内容紹介
デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation: DX)は、大量のデジタルデータをAI(Artificial Intelligence、 人工知能)やIoT (Internet of Things)の技術に活かすことで、業務プロセスの改善、製品やサービス、ビジネスモデルそのものを変革するとともに、組織、企業文化、風土を改革し、競争上の優位を確立することを目指しているため、その変革を成し遂げる人材の育成が最重要課題となる。
「CAEアプリが水処理現場を変える-DXで実現する連携強化と技術伝承-」では様々な産業活動による排水の処理について取り上げ、DXがもたらす効果を記述した。
▼初学者にも親切なわかりやすい図解が豊富!
▼廃棄物埋立処分の基礎を解説!
▼CAEアプリの現場への展開例を紹介!
▼CAEアプリの作成手順を収録!
「CAEアプリが水処理現場を変える-DXで実現する連携強化と技術伝承-」目次
第1章 廃棄物埋立処分の概要
1.1 廃棄物最終処分場における水処理
1.2 DX の必要性
第2章 廃棄物最終処分場からの浸出水予測
2.1 海面処分場の仕組み
2.2 基礎方程式
2.3 解析例1~条件を単純化して理論解を用いて計算~
2.4 解析例2~数値解析による複雑な条件での計算~
2.5 予測モデルの課題と改良の必要性
第3章 廃棄物最終処分場へのCAEアプリ展開例
3.1 アプリとは
3.2 アプリ配布の意図
3.3 研究者が開発する将来予測モデルの較正
3.4 実務者がデータを活かすための対話型プラットフォーム
3.5 開発の具体的な進め方
3.6 実務者からの意見集約,分析,フィードバック
第4章 水処理設計とその支援のためのCAEアプリ開発
4.1 水処理の概要
4.2 アプリケーション紹介
4.3 アプリケーションの課題と取り組み
第5章 CAEアプリによる人材育成
5.1 解析アプリによる人材育成
5.2 解析アプリの試作例
5.3 新しいCAE 解析や数値解析の理解
5.4 熟練技術のノウハウ伝承を含む共通プラットフォーム
第6章 GUI でできるCAEアプリ作成
6.1 モデルビルダーでのモデル開発
6.2 アプリケーションビルダーによるCAE アプリの開発
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