Mou
学研ホールディングスのグループ会社である学研プラスは2020年2月20日(木)に、Naffy氏著書による、自費出版した絵本「Mou」を全面描き直してのメジャーデビュー絵本化した「Mou」を発売した。
ある冬の夜、少女トットを突然たずねていたのは、一匹の不思議な生きものムー。
ムーを一晩泊めてあげたトットは翌朝、ムーとともに森の中へ向かう。
森の奥でトットは不思議な光景を目にすると…。
「Mou」は、人と、人でない不思議な生きものとの交流を温かく切なく描く大人の童話。森の中の世界を繊細に描き出すのが、新進気鋭のイラストレーター・Naffy。2019年の個展「Mou」で初の長編絵本を制作し、コミティアなどで瞬く間に完売し話題に。個展を訪れた編集者の目にとまり、1年をかけて全て描き直して出版に至った。物語を彩るシックで美しい装丁に仕上げたのは人気デザイナーの名久井直子氏。
▼「Mou」PR動画
Naffy Profile●イラストレーター。書籍の装画や、童話の挿絵、ショッピングモールのイベントビジュアル、日本・デンマーク国交樹立150周年記念アンデルセン展 」(2017~2018年)のメインビジュアルなどを手掛ける。同時に展示を通して個人の作品を発表し「きのこがうまれる夜」(2014)「Moment」(2017)など、絵のみで物語を伝える作品を制作。そして2019年の個展「Mou」で初の長編絵本を制作し出版に至る。
「Mou」Amazonでの購入はこちら
「Mou」楽天市場での購入はこちら
|
Naffy氏イラスト「わたしの宮沢賢治 豊穣の人」Amazonでの購入はこちら
「国民的詩人・童話作家」として、没後80年以上たった今なお、多くの日本人の心に深く刻み込まれているのが、「宮沢賢治」の名前と、たくさんの作品群です。すべての命やモノ、文化を平等に見つめ愛した賢治。本シリーズでは有名・無名を問わず、老若男女の別を設けず、職業や立場、人種や国籍さえ無関係に、純粋に賢治作品やそこに流れる精神を愛しつづけている方々の声を、一人1冊のなかに凝縮させたいと考えました。C・Wニコルさんとともにトップバッターを務めていただいたのは、日本大学芸術学部の教授で日本の近・現代文学を研究・指導している山下聖美さん。気鋭の賢治文学研究者です。宮沢賢治の作品が、いかに独創的で、あらゆる「壁」を乗り越えていく異次元の存在なのかを、熱く述べてくれました。
Naffy氏イラスト「わたしの宮沢賢治 豊穣の人」楽天市場での購入はこちら
|