mojiru【もじをもじる】

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養老孟司とC・W ニコルが自然環境の問題などを語る対談集

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ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人

インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける山と溪谷社は2023年11月17日に、解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家の故C・Wニコル氏が、2014年に黒姫の「アファンの森」と箱根の「箱根昆虫館」で実施した二人の対談をもとに構成した『ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人』を刊行いたしました。


『ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人』では現代の森や川といった自然環境の話から始まり、日本人の食や住まいに関すること、教育のこと、意識のこと、生物のこと―。
自然が大好きでさまざまな経験をしてきた二人の軽快なやり取りを挟みつつ、話は進んでいく。

アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。
便利になりすぎた都市生活によって、あまりに自然と切り離された生活になっていないだろうか。
そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。
そんな都市生活によって「身体」感覚の衰えた日本人と自然との関係をテーマに、さまざまな問題について熱く語り合う。

幼少の頃から自然に深く触れてきた二人が、自然欠乏となった現代の日本のさまざまな問題に触れ、その解決方法を提示している。
失われた日本の自然や身体、そして自分自身を取り戻すために、ぜひ読みたい一冊。


『ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人』は、2015年10月に刊行した同名の書籍を文庫化したもの。
文庫化に伴い、二人と交流のある武術研究家・甲野善紀氏の解説を追加している。

 

養老孟司Profile●1937年神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学名誉教授。1962年に東京大学医学部を卒業。1981年、東京大学医学部教授に就任。1995年に東京大学を退官。脳科学や人間の身体に関するテーマをはじめ、幅広い執筆活動を行う。昆虫研究でも知られ、2022年7月まで福島県須賀川市の科学館「ムシテックワールド」の館長を務めた。著書に『養老先生と虫』(山と溪谷社)、『バカの壁』『「自分」の壁』(新潮社)ほか多数。


C・WニコルProfile●1940年英国ウェールズ生まれ。作家、環境保護活動家、探検家。カナダ水産調査局主任技官、エチオピア・シミエン山岳国立公園長などを歴任後、1980年長野県に居を定める。1986年、荒れ果てた里山を購入し『アファンの森』と名付け、森の再生活動を始める。2002年「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」を設立し、理事長となる。著書に『勇魚』(文藝春秋)、『風を見た少年』(講談社)ほか多数。2020年、79歳で逝去。

 

 

『ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人』目次

第一章  森と川と海のこと
第二章  食べること、住まうこと
第三章  子どもたちと教育のこと
第四章  虫のこと、動物のこと
第五章  五感のこと、意識のこと
第六章  聞くこと、話すこと
第七章  これからの日本のこと
対談を終えて
文庫版解説 甲野善紀

 


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