色彩の博物事典
誠文堂新光社から2019年3月15日(金)に、歴史や文化、宗教、アートなどを色で読み解く、城一夫氏の名著「色彩の宇宙誌」を大幅加筆した色彩文化誌の決定版「色彩の博物事典」が刊行された。
城一夫Profile●1937年生まれ。1960年青山学院大学英米文学部卒業。共立女子学園名誉教授。専門は色彩文化、模様文化の研究。1997年まで日本色彩学会の理事を務める。著書に『西洋装飾文様事典』『装飾文様の東と西』『色の知識』『フランスの伝統色』『フランスの配色』『常識として知っておきたい美の概念60』『色で読み解く名画の歴史』『イタリアの伝統色』『日本の色のルーツを探して』『配色の教科書』など多数。TV番組「北野武の色彩大紀行」など監修。展覧会2003年「大江戸の色彩展」、2004年「明治・大正・昭和の色彩展」などの企画・構成を担当。現在は、共立女子大学および、カルチャーセンターなどで講義を行っている。
「色彩の博物事典」は、カラー図版を多数収録し、世界と日本の歴史、文化、宗教、アートや占星術まで、幅広いテーマを色彩で読み解いた、読み応えのある色彩文化史の決定版。色の掛け合わせデータも、適宜掲載しており、ひとが自らを彩色する世界とものに彩色する世界で、神話の中の色彩、儀式の色彩とは? ダヴィンチが探した「真の色」とは? 禅の色彩は日本文化のルネッサンスだった…など幅広い色彩知識で、様々なジャンルを読み解かれる内容になっている。
著者である、城一夫氏は、日本における色彩学研究の第一人者として活躍。数々の講演、執筆活動を行っており、色彩を学ぶ人の入門書、仕事で色彩に関わる人の参考書としてはもちろん、歴史や文化に興味がある人の読み物としても楽しめる一冊。
「色彩の博物事典」【目次抜粋】
1. 呪術としての色彩
2. 古代エジプトの色彩
3. 古代ギリシャ・ローマの色彩
4. 古代日本の神々の色彩と陰陽五行
5. 原始の宇宙誌
6. 宗教と色彩
7. 紫の地誌学
8. 極彩色の世界
9. 中世の色彩
10. 禅の文化と色彩
11. ルネサンス絵画の表現
12. 絵画における光と影
13. 色彩科学の発展
14. 衣服にみる黒の考現学
15. ジャポニスムと色彩
16. 絵画の視覚革命
17. 抽象絵画の進展
18. 20世紀モダンとポスト・モダン
終章 広がりゆく光と色の空間
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世界と日本の歴史、文化、宗教、アートや占星術まで、幅広いテーマを色彩で読み解いた
名著『色彩の宇宙誌』を大幅加筆し、カラー図版も追加。
読み応えのある色彩文化史の決定版です。
※本書は、1998年に明現社より刊行した名著『色彩の宇宙誌』をオールカラーにし、
絵画や写真などを適宜掲載し、加筆修正をしています。
ひとが自らを彩色する世界と、ものに彩色する世界。
神話の中の色彩、儀式の色彩とは?
ダヴィンチが探した「真の色」とは?
禅の色彩は日本文化のルネッサンスだった・・・などなど
幅広い色彩知識でさまざまなジャンルを読み解きます。
著者である城一夫氏は、日本における色彩学研究の第一人者として活躍。
数々の講演、執筆活動を行っています。
復刻の要望の高かった『色彩の宇宙誌」に、新しい知識や情報を加えた本書は、
色彩を学ぶ人の入門書、仕事で色彩に関わる人の参考書としてはもちろん、
歴史や文化に興味がある人の読み物としても楽しめる内容になっています。
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