フランス伝統料理と地方菓子の事典
誠文堂新光社は、2021年8月24日(火)に、大森由紀子氏著書による、食に関わる歴史や食文化、食材、さらにワインやチーズの知識まで事細かく解説し、レシピとしての実用性と、資料性も兼ね備えた一冊「フランス伝統料理と地方菓子の事典」を発売した。
フランス料理の本、そしてフランス菓子の本は多数出ているが、この各地方における料理と菓子のつながりも含めて解説している本はそうはない。
また同時に、その知識を写真や絵画などを取り入れ、背景や食文化をわかりやすく解説した本も少ない。
著書である大森由紀子氏は、パリの料理学校「リッツ・エスコフィエ」「ル・コルドン・ブルー」で料理・製菓を学び、さらにフランスの菓子店やレストランで研修を重ねることで、圧倒的な経験値を持つことで有名。
コロナ以前には、毎年のようにフランスの各地方の料理と菓子の現場を訪れ、常に新しい知識を吸収していた。
「フランス伝統料理と地方菓子の事典」では、フランス全地方を21地方に分け、各々の地方別に伝統的な料理と地方独特の菓子をピックアップしつつ、その歴史や特徴と作り方(レシピ)を紹介した本であると同時に、その各地方ごとの食に関わる歴史や食文化、食材、さらにワインやチーズの知識までを事細かく解説を入れており、各料理や菓子をその歴史を知りながら作ることもできるし、それらの料理や菓子が作られてきた背景を知ることができる。
アルザス地方、ロレーヌ地方、シャンパーニュ-アルデンヌ地方、ノール・パ・ド・カレ地方、ピカルディ―方、イル・ド・フランス地方、ブルゴーニュ地方、フランシュ・コンテ地方、ローヌ・アルプ地方、オーヴェルニュ地方、プロヴァンス―アルプ―コートダジュール地方、ラングドック―ルシヨン地方、コルシカ島…。
各地方ごとに料理2品、菓子2品の計75品程度のレシピと、各レシピの歴史や周辺知識、地方の食生活や食文化などの知識などを盛りだくさんに紹介している。
今までになかった、実用性と資料性を兼ね備えたレシピ本。
フランスについての知識が満載の「フランス伝統料理と地方菓子の事典」を、是非この機会に購入しよう。
大森由紀子Profile●フランス料理・菓子研究家。学習院大学フランス文学科出身。パリ国立銀行(現BNPParibas)東京支店を経て渡仏。パリのル・コルドン・ブルーでフランス料理と菓子を習得。帰国後も20年以上に渡り毎年渡仏し、フランス全土を周って、人々とふれあいながら食文化や歴史を研究し、メディアや書物などを通して日本に紹介。自宅で料理・菓子教室を主宰しながら、企業や食イベントのアドバイザーなども務める。著書多数。フランス政府より農事功労章シュバリエ勲章を受勲。日々の活動の様子は、インスタグラムなどのSNSにて更新中。
「フランス伝統料理と地方菓子の事典」目次抜粋
ノルマンディー地方
ブルターニュ地方
ノール= パ・ド・カレ地方
ピカルディー地方
アルザス地方
シャンパーニュ=アルデンヌ地方
ロレーヌ地方
イル=ド=フランス地方
サントル= ヴァル・ド・ロワール地方
ペイ・ド・ラ・ロワール地方
アキテーヌ地方(バスク地方)
リムーザン地方
ポワトゥー= シャラント地方
オーヴェルニュ地方
ローヌ= アルプ地方
ブルゴーニュ地方
フランシュ= コンテ地方
ラングドック= ルシヨン地方
ミディ= ピレネー地方
プロヴァンス= アルプ=コート・ダジュール地方
コルシカ島
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