あしながおじさん
谷川俊太郎氏の翻訳、安野光雅氏の挿絵による児童文学の名作「あしながおじさん」がカラー版世界名作文学シリーズ第3弾として、12月8日に朝日出版社より発売された。
「ああ!わたし だんだん いい子になって ゆくんだわ。 」
孤児院でけなげに暮らすジュディは、ある日顔の知らない裕福な紳士の目に止まり、奨学金をもらって大学進学を果たす。ジュディに課された条件は、かならず毎月おじさまへの手紙を書くこと――。
「小さな家のローラ」、「赤毛のアン」に続く、安野氏の挿絵によるカラー版世界名作文学シリーズの第3弾「あしながおじさん」が谷川氏の翻訳によって蘇る。
孤独だった少女が持ち前の明るさと想像力をもって、たくましく才能を開花させていく様子は、時代を問わず読む人のこころを掴んで離さない。
ふてくされたり、調子に乗ったり、落ち込んだり、大喜びしたりと表情豊かなジュディの手紙を、ぜひ。
・総ルビになっているので小学1年生から読むことができる。
・本シリーズの見どころであるカラー挿絵を多数収録。
12月5日から2019年3月4日まで、京都・丹後市の「森の中の家 安野光雅館」にて「安野光雅が描く物語の世界」で『あしながおじさん』の原画展が開催される。
▼リンク
http://www.wakuden.jp/mori/category/morihouse/
1月中旬刊行予定の第4弾「メアリー・ポピンズ」(岸田衿子・訳/安野光雅・絵)の刊行を記念して、銀座の教文館ナルニア国にて2019年1月18日(金)~2月26日(火)に開催される、「あ!絵本?安野光雅挿絵展」(仮題)でも、『あしながおじさん』の挿絵が展示される。
作:ジーン・ウェブスターProfile●1876年、ニューヨーク州フリードニア生まれ。大学では英文学と経済学を学ぶ。在学中に社会事業に関心を持ち、孤児院などを訪問、文筆活動に入る。父は出版社経営。母はマーク・トウェインの姪。結婚して、翌年に女児を出産するがその直後、産褥熱により39歳の若さで他界する。代表作は、『あしながおじさん』『続あしながおじさん』。
訳:谷川俊太郎Profile●1931年東京生まれ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表、世界各国で翻訳されている。最新刊は、ディック・ブルーナ装画による詩集『バウムクーヘン』。
絵:安野光雅Profile●1926年、島根県津和野町に生まれる。BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞などを受賞。1988年紫綬褒章、2008年菊池寛賞、他を受賞。2012年、文化功労者に選ばれる。主な著作に『ふしぎなえ』「『旅の絵本』シリーズ(全8巻)」(福音館書店)、『本を読む』(山川出版社)、『小さな家のローラ』(小社刊)などがある。2001年、津和野町に「安野光雅美術館」、2017年、京丹後市の和久傳の森に「森の中の家 安野光雅館」が開館。
「あしながおじさん」Amazonでの購入はこちら
すてきなことがおこりました。あててみる? でもあたりっこない! 」
100年以上にわたって世界中で読みつがれてきた名作が、詩人・谷川俊太郎氏の訳と
安野光雅氏の絵によって新たな感動とともに誕生しました。
孤児院でけなげに暮らすジュディは、ある日顔の知らない裕福な紳士の目に止まり、奨学金をもらって大学進学を果たします。
ジュディに課された条件は、かならず毎月おじさまへの手紙を書くこと――。
孤独だった少女が持ち前の明るさと想像力をもって、たくましく才能を開花させていく様子は、
時代をとわず読む人のこころを掴んで離しません。
読んだことのある方も、読んだ気になっていた! という方も。
ふてくされたり、調子に乗ったり、落ち込んだり、大喜びしたりと表情豊かなジュディの手紙を、
ぜひ受け取ってみてください。
◎総ルビになっていますので、小学1年生から読むことができます。
◎本シリーズの見どころであるカラーイラストを多数収録。
「あしながおじさん」楽天市場での購入はこちら
|
カラー版世界名作文学シリーズ第2弾「小さな家のローラ」
ローラ・インガルス・ワイルダー氏著書、安野光雅氏監修、イラスト、翻訳によるカラー版世界名作文学シリーズ第2弾「小さな家のローラ」は朝日出版社から2017年3月9日に発売。
「小さな家のローラ」Amazonでの購入はこちら
世界 40カ国以上で翻訳、全米4100万部超のベストセラー
不朽の名作ドラマ『大草原の小さな家』の原作を、安野光雅が絵本に描きおろし。
日本でも大ヒットしたアメリカのテレビドラマ・シリーズ『大草原の小さな家』の原作「大きな森の小さな家」を、
安野光雅の絵と訳で描きおろし。緻密な描写と遊び心あふれる美しい絵と、わかりやすく親しみやすい日本語訳で、
アメリカの西部開拓時代を生きた家族の、温かく力強い暮らしを忠実に描く。
「文化が違っても、暮らしの本質は変わらない。いろんな場所で、いろんな人が生活している。
そこには人間のドラマがある。そういう人の暮らしを描き、絵からなにかを感じ、考えてほしい。(安野光雅)」
──愛と思いやりと道徳心、不屈の開拓者精神が満ちあふれ、自然との共存、理想的な家族像は、
世界のどの地域の、どの時代にも通ずる普遍的なものであることを優しく物語る。
「小さな家のローラ」楽天市場での購入はこちら
|
カラー版世界名作文学シリーズ第2弾「赤毛のアン」
ルーシイ=モード=モンゴメリ氏著書、安野光雅氏イラスト、岸田衿子氏翻訳による「赤毛のアン」から朝日出版社から2018年6月20日に発売。
「赤毛のアン」Amazonでの購入はこちら
詩人の渾身の訳と画家の叙情豊かな絵で贈る世界名作文学。
全世界で5,000万部突破の感動の名作文学から、詩人であり童話作家であった岸田衿子氏の訳と
安野光雅氏の絵による、新しい翻訳絵本が誕生しました。
◎颯爽と明るく、ちゃめっけたっぷりのアンが、風光明媚な島の自然から、多くのものを受け取り、心優しい人びとと
の魂の触れ合いを通し、目覚め、成長していく、こころ温まるお話がいっぱい詰まっています。
◎想像することの素晴しさを忘れないためにも必読の書です!
◎総ルビになっていますので、小学1年生から読むことができます。