パリのクロッシェレース ドイリー
誠文堂新光社は、2020年3月11日(水)に福島明子氏著書による、パリのクロッシェレースの手作りの仕方をレクチャーした一冊「パリのクロッシェレース ドイリー」を発売した。
フランス、パリなどのアンティークなレース…、とても綺麗だが、残念ながら日本ではなかなか手に入らないのが現状。それをもし自作できたら素晴らしい、そんなニーズに応えるために制作されたのが「パリのクロッシェレース ドイリー」。
「パリのクロッシェレース ドイリー」では、レースの中でも比較的かんたんに作れる、クロッシェレースのドイリーを紹介し、円形、楕円形、星形、細い糸、太い糸、十字、ロゼット、松かさの模様、立体バラを編みつけたもの…全40点を掲載。習作、秀作を含む、アーカイブスとなっており、すべてのドイリーにJIS記号の編み図つき。全形図が主体、記号をたどると作れる仕様。アンティークやレース、ドイリーにまつわる読み物・コラムも充実。ドイリーってなんだろう? そんな疑問に答える歴史考察もあり、ドイリーアーティストの話など、最新情報もある、パリ在住著者の自叙伝的エッセイを巻頭に織り込んで展開する、まさに「作る」だけでなく「パリ気分」も身近に味わうことのできる一冊になっている。
福島明子Profile●1976年生まれ。名古屋で育つ。大学卒業後セレクトショップのバイヤー、老舗メゾンのマーチャンダイザーを経て2010年フランスに移住。現在はパリ在住のコーディネーターとして活動、歴史あるフランスの職人技を日本へ紹介。かたわらアンティークレースやグラス、銀製品をコレクションし、その使われ方も含めて日本に紹介している。日本における主な活動は、パリの紙職人アントワネット・ポワソンの紹介、フランス伝統菓子の紹介、コレクションしているアンティークの紹介。フランスでは日本のアートや伝統着物の展覧会をコーディネート。ほか、2019年にはアップリケ作家宮脇綾子の個展の企画も手がけた。
「パリのクロッシェレース ドイリー」目次
LA RENCONTRE 出会い
パリ 日々の暮らし/中世から始まったパリの歴史/私の住む街/宝探し/レースのこと
LES NAPPERONS ドイリーとつくり方
ネット編み/スカラップ/モダン/ロゼット/矢車菊/バラの模様/幾何学模様/孔雀模様/パインコーン/四角形/星形/十角形/オーバル/六角形/八角形/その他
LES ANECDOTES
どう使おうかしら/モードとレース/ドイリーとレースペーパーの関係/おやつとドイリー/ドイリーの再生
あとがきにかえて
「パリのクロッシェレース ドイリー」Amazonでの購入はこちら
「パリのクロッシェレース ドイリー」楽天市場での購入はこちら
|