mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

SFとは少し太めなドラえもんか…「ドラえもん 0巻」

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©藤子プロ・小学館

ドラえもん 0巻

金曜日の家族団らんの夕食の時間にクレヨンを持った男の子と共にお茶の間の癒しを演出してきたネコ型ロボットの強制退去に、「令和の金曜日の夜には血も涙も少しの不思議もない」と、多くの方が嘆き悲しんでいる中に1つの朗報が訪れた。

ドラえもん50周年記念を記念して、藤子・F・不二雄先生による永遠の名作である「ドラえもん 0巻」が23年ぶりに小学館から2019年12月1日に発売されることが発表された。

表紙は、令和を迎えて随分、等身もスタイリッシュなデザインへ変型してしまったネコ型ロボットがまだ少し太め(SF)だった頃のドラえもんが拝める。懐古趣味と言われるかもしれないが、個人的にはこの頃の少し太めなフォルムの方が好きだったりする。

さて、「ドラえもん 0巻」はもちろん買い!の一冊ではあるが、まだ電子書籍版については発表されておらず、ミニマリストを自称する私としては電子書籍版が欲しいと思う令和の今日のこの頃。

もちろん、「ドラえもん 0巻」が、ドラえもん50周年記念を企画した書籍であり、コレクションとして現物を持ちたいファンが多数を占めることや電子書籍版では味気ないこと、粋にかけることは重々承知であるが、小学館さん、電子書籍版のリリースもお願いします…。

全6種類の幻の第1話を、カラーページ完全再現で単行本化!てんとう虫コミックス「ドラえもん 0巻」

「ドラえもん」は、小学館の雑誌「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」の6つの雑誌の1970年1月号で連載がスタートし、各雑誌の対象読者別に描き分けられた6種類の第1話が存在する。また、てんとう虫コミックス第1巻には「小学四年生」版を、加筆・修正したものが収録されている。

▼左:「小学二年生」版第1話右:「幼稚園」版第1話トビラページ

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©藤子プロ・小学館

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©藤子プロ・小学館

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©藤子プロ・小学館

ドラえもん50周年を記念して発売が決定し「ドラえもん 0巻」では、その6種類の第1話を当時の掲載時の状態ほぼそのままに収録し、読み比べができる形となっている。

また、「ドラえもん 0巻」には、「ドラえもん 伝説の予告ページ」も当時の状態で収録。予告ページは、「ドラえもん」連載開始号の前号に掲載する予告ページの締切までに藤子・F・不二雄先生が作品のアイデアを思いつかずに「出た!」というフキダシで主人公の姿を描かずに告知したものと言われている。

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©藤子プロ・小学館

さらに藤子・F・不二雄先生による伝説のドキュメンタリーまんが「ドラえもん誕生」もてんとう虫コミックスに初収録となる。このほか、「ドラえもん」の連載が開始された当時の背景を解説する記事ページも満載。

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©藤子プロ・小学館


ドラえもんがいかにして誕生したのかがわかるメモリアルな1冊となる「0巻」は、てんとう虫コミックス「ドラえもん」としては、1996年の第45巻発売以来、実に23年ぶりの奇跡の最新刊となる。

また、今後、小学館ではこの「ドラえもん 0巻」を皮切りに、ドラえもん50周年を記念した書籍・コミックスを順次刊行していく予定とのこと。

担当編集・徳山雅記氏(小学館・ドラえもんルーム)のコメント

「ドラえもん50周年を記念して、この国民的名作の歴史を振り返るにはぴったりの1冊が誕生します。しっぽの色や、ネコを思わせる走り方、ひみつ道具の使い方など、現在の設定と異なる部分が注目のポイントです。てんとう虫コミックスの棚、1巻の前にそっと並べられる奇跡の最新刊、満を持して登場です」

 

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「藤子・F・不二雄ミュージアムへ行ってきた!」記事  

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藤子・F・不二雄先生「中年スーパーマン左江内氏」紹介記事

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日常の裏に隠れた、さまざまな人間模様を垣間見ながら、ささやかな希望をみつけ、ときには「正義」に疑問を感じ、思い悩む。
練り上げられた全14話は、どれも「SF・異色短編」に匹敵する深みを持った大人の珠玉のストーリーです。

連載は1977年『週刊漫画アクション』。2017年は誕生40周年にもあたります。
左江内氏は、当時46歳だった藤子・F・不二雄とほぼ同年齢の主人公で、<娘を持つ父親>という立場も共通しています。
「エスパー魔美」、「ドラえもん」の連載も絶好調で、『コロコロコミック』も創刊されたばかりの時期に、読者層をさらにグンと広げた本作は、藤子・F・不二雄が漫画家としてノリにノっていた時期のまさに隠れた名作と言えるでしょう。

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