くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑
世界文化社は、350万部のベストセラーを生んだ動物学者・今泉忠明氏著書で内山大助氏・あべたみお氏が絵を担当した、今泉忠明先生が教える、いきものの"やばい進化"の図鑑「くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑」を2020年2月11日(火)に発売した。
「くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑」は、350万部のベストセラーを生んだ動物学者・今泉忠明氏が教える、生命38億年のサバイバルストーリーで、身近ないきものの驚きの進化が"図解"でわかる、はじめての「くらべる図鑑」となる。。
・クジラは昔、四本の脚で陸を歩いていた!?
・カメは昔、甲羅がなかった!?
・ペンギンの世界にも保育園がある!?
など、いきもののやばい進化を「ビフォー・アフター」のイラストで紹介。生命38億年の進化の歴史がわかる「やばい進化のお話」つきで、子どもから大人まで、夢中になって読める内容となっている。
今泉忠明Profile●動物学者。小学3年生のときに読んだ『シートン動物記』に夢中になり、博物学者のシートンに憧れる。小学5年生のとき、海洋学者クストーの映画『沈黙の世界』に衝撃をうけ、大学では海洋生物について学ぶ(現・東京海洋大学にて)。その後、国立科学博物館の特別研究生として、哺乳類の生態学・分類学を学び、行政機関の研究調査に多数参加(現・文部科学省の国際生物学事業計画など)。上野動物園の初代動物解説員を務めた他、トウキョウトガリネズミの生体捕獲に世界で初めて成功。現在は、奥多摩や富士山麓の野生動物に関するフィールド研究に情熱を捧げる。研究の傍ら、発表した著書や監修書籍は数えきれず、“本"を通して子どもたちにいきものの面白さを伝える姿は、“現代のシートン"に他ならない。監修を務めた『ざんねんないきもの事典』は、第1回「こどもの本総選挙」で1位に選ばれ、大ベストセラーとなった。
クジラは昔、陸を歩いていた!?「くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑」
クジラの祖先は四本の脚をもち、陸上で生活していた。5000万年ほど前に陸と海の両方で生活するものが現れ、少しずつ水中生活に適した体に進化していった。イルカやシャチもクジラの仲間で、水中で赤ちゃんに母乳をあげて育てるなど海の中で暮らすようになっても、哺乳類の特徴を多く残している。
カメは昔、甲羅がなかった!?「くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑」
今から約2億2800万年前に生息していた「エオリンコケリス」というカメは、今と同じように丸く広がった胴体をしていたが、背中にもお腹にも甲羅はありませんでした。くちばしのような口は、現在のカメとよく似ている。カメの甲羅は、永い年月をかけてあばら骨が平たく変化したものだといわれている。
コウテイペンギンのひなはみんなで保育園に入る!?「くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑」
人間の世界と一緒で、実はペンギンの世界にも保育園に似た「クレイシ」と呼ばれる共同保育所がある。ひなが生まれてしばらくは、両親が交代で海へ魚を獲りに行きますが、ひなが成長して食べる量が増えると両親は一緒に魚を獲りに行ってしまう。その間、ひなの面倒を見るのは子供のいない若いペンギンたち。まさに人間世界の「保育園」のような役割がペンギンの世界にもある。
「くらべてびっくり! やばい進化のいきもの図鑑」目次
第1章:変わりすぎてやばい!! 進化で変わる、いきものの姿
第2章:変わらなすぎてやばい!! 大昔の姿を、今に残すいきもの
第3章:違いすぎてやばい!! 近い仲間なのに、特徴が極端に違ういきもの
第4章:似すぎていてやばい!! 人とそっくりな、いきものたちのルールや行動
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ざんねんないきもの事典監修の動物学者・今泉忠明氏自伝「気がつけば動物学者三代」紹介記事
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2015年に発売され、2018年2月に100万部を突破した『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)。その監修を務めた今泉忠明さんは、お父さん、お兄さん、そして息子さんともに動物学者という、三代にわたるエリート動物一家の一員です。
その今泉さんが、自らの生い立ち、父に誘われるがまま動物の生態調査にのめり込んでいった青春時代、ニホンカワウソやイリオモテヤマネコと接近・遭遇するための奮闘など、動物学者として歩まれた経緯を余すことなく語ります。
お父さんが持ち帰るコウモリやヘビやネズミがうろちょろする我が家、学者のお父さんの指導で、山にこもってトラップでネズミを捕まえる日々、捕まえたほ乳類を剥製にする訓練を受けた小学生時代、あれよあれよという間に動物の生態調査に引きこまれていった大学生時代、そして好きなことを仕事にして走り続けている今現在……。
今泉さんの根底に流れるのは、動物を対象として観察することで、生き物の共生とは何か、人間とはどんな動物なのかを考える学者としての態度です。その魅力的な生き方のすべてを、この一冊に詰め込みました。
動物が大好きなんだけど、それを仕事にするにはどうすればいいんだろう? って悩んでいる子どもたちは必見! 動物とつきあう一生がどのようなものなのか、今泉さんからレクチャーしてもらいましょう。
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気がつけば動物学者三代 [ 今泉 忠明 ]
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今泉忠明氏監修「どうぶつのふしぎ」紹介記事
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人気イラストレーター、にしもとおさむ先生によるイラスト版の動物図鑑が誕生しました。動物たちの本来の暮らしを紹介し、体の仕組みや機能をわかりやすく解説するとともに、子どもの「なぜ?どうして?」に楽しく答えていきます。扱う動物はパンダ、ライオン、キリン、ゾウをはじめ、動物園で人気の動物を中心に、世界の野生動物23種。また「ゾウの鼻に入る水はなんと20リットル!」等々、「へえ!」と大人もうなる動物トリビアが満載です。
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