モトヤ「ARIB STD-B62対応フォント」
株式会社モトヤは、最新デジタル放送においても読みやすく美しい「ARIB STD-B62対応フォント」を2017年9月11日に発売すると発表した。
「ARIB STD-B62対応フォント」は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取り組みとして予定されている、2018年に放送が開始されるBS・CSにおける4K・8Kの実用放送に向けた商用二次使用者向けのサービスになっている。
ARIB対応フォント / ARIB外字
日本の携帯電話やデジタル放送に関する標準規格策定を行っている業界団体である一般社団法人電波産業会(ARIB)が策定する、FM文字多重放送や字幕放送などで使用する文字として、JIS X 0208以外に必要とされる文字を集めた外字文字集合のこと。
「モトヤ ARIB シーダ」「モトヤ ARIB マルベリ」
モトヤではARIBの最新規格である「ARIB STD-B62」に対応したフォントをラインナップし、高画質デジタル放送で読みやすく美しいフォントとして利用できる。
書体には「モトヤ ARIB シーダ」「モトヤ ARIB マルベリ」の2タイプを用意し、標準文字セットであるJIS X 0213:2004に最新デジタル放送向けの記号・文字を加えた合計11,696 文字が提供。
フォーマットは、Windows版が TrueTypeおよびOpenType、Macintosh版はOpenTypeとなる。
▼製品名
・モトヤ ARIB シーダ 3/5
・モトヤ ARIB マルベリ 3/4
▼フォーマット
・Windows 版 TrueType
・Windows 版 OpenType
・Macintosh 版 OpenType
▼文字セット
一般社団法人電波産業会 標準規格
ARIB STD-B62 1.6版
(JIS X 0213:2004/基本ラテン文字
ラテン1補助/半角カタカナ/全角英数字
デジタル放送向け記号・文字)
▼モトヤARIB対応フォント
ARIB STD-B62規格は、一般社団法人電波産業会(ARIB)が策定するJIS X 0213:2004を標準文字セットとし、4K・8Kなど最新のデジタル放送向け記号・文字を追加した最新規格。モトヤではARIBの最新規格である「ARIB STD-B62」に対応したフォントをラインナップした。