小瀬千枝の伝統ニット
誠文堂新光社は2019年10月9日(水)に、50年以上に渡り英国や北欧の各地に足を運び学んだ小瀬千枝氏による伝統ニット作品を紹介した「小瀬千枝の伝統ニット」を発売した。編集は北欧のニットを紹介する本を多数出版林ことみ氏となっている。
「小瀬千枝の伝統ニット」は長年日本のニット業界を牽引してきた、小瀬千枝氏による久々のニットウエアの本。小瀬千枝氏は50年以上に渡ってイギリスをはじめ北欧を中心に色々な地域でワークショップを受け、その土地ならではのテクニックを学んでおり、日本ではあまり知られていないテクニックも多くあり、その集大成の一冊と言えるのが「小瀬千枝の伝統ニット」。
イギリス・ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フィンランドの各国を代表するテクニックやパターンを駆使して、手軽に編めるベストに応用した点が新しく、ベストはセーターほどサイズを気にせずに編めるのでセーターを編むことに躊躇している読者にも手軽に手に取ってもらえる本になっている。また、各作品のデザインのバックグラウンドになった、それぞれの国のニットの歴史も合わせて解説したことで、ニットへの興味もより深まる。詳しいプロセス写真付きなので初めてのテクニックでも理解がしやすい一冊にもなっている。
小瀬千枝Profile●東京生まれ。(社)日本編物協会理事。ニットを中心にハンドクラフトを学んだ後、パターンやデザインの研究のためイタリアへ留学。その間にイギリス、北欧各地を訪ねて現地のニットに触れる機会を得て、以来ライフワークとなる。アトリエ「ハンドニット コセ」を主宰。著書に『小瀬千枝のパターンワールド500』『こんな基礎編みの本が欲しかった!』など多数。
林ことみProfile●1949年生まれ。高知県出身。子供の頃から刺繍やニットに親しみ、 子供が生まれたことをきっかけに雑誌で子供服のデザインを発表。 2000年からは北欧で開かれるニットシンポジウムに参加し、 北欧のニットを紹介する本を多数出版。
「小瀬千枝の伝統ニット」目次
◆英国・アイルランドのニット
アラン/フェアアイル/ガンジー
◆ノルウェーのニット
セテスダール/ファーナ/セルブ
◆スウェーデンのニット
ハーランド/ダーラナ/ヘルシングランド
◆デンマークのニット
ナットトイヤー
◆フィンランドのニット
コルソナス
◆How to Make
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