増補改訂 ハワイアンキルト パターンとステッチの魅力
誠文堂新光社は、2021年7月12日に、伝統の技術と魅力が溢れる、初心者でもわかりやすい基本的な作り方も掲載したハワイアンキルトの図案を多数収録した一冊「増補改訂 ハワイアンキルト パターンとステッチの魅力」を発売した。
ハワイ好きの女性の憧れ、ハワイアンキルトは手作りが好きな人の間でも支持されている人気のキルト。
ハワイでは、200年ほど前から伝わる伝統的な手仕事として、脈々と受け継がれている。
「増補改訂 ハワイアンキルト パターンとステッチの魅力」はハワイアンキルトの歴史や伝統の柄、由来、そして初心者でもわかる基本的な作り方を知ることのできる一冊となる。
ハワイの人々は古くから自然を愛し大切にしてきたので、ハワイの植物や動物をキルトに表現していた。
そこで本書ではハワイアンキルトの基礎技法に加え、コピーして使える著者・藤原小百合アン氏オリジナルの植物の図案を多数収録。島ごとに決まっている花や色には、それぞれ深い意味がある。
この本は2014年に誠文堂新光社より出版された「ハワイアンキルト パターンとステッチの魅力」の増補改訂版。伝統の技術と魅力をウオールハンギング、ベビーキルトやベッドカバーなど、1針1針ていねいに作り上げるキルターの愛情と根気が生み出す作品が満載。
新たなキルト作品も加え、ハワイ8島の花や色をモチーフにしたパターンの作品、結婚式や赤ちゃんの誕生などのお祝いに贈るハッピーキルトなど、2つの新テーマも加えて、一層作りたくなる魅力的な本になった。
ハワイに古くから受け継がれる、家族への思いを秘めた手仕事の魅力を伝え、ハワイの豊かな風土の中で生まれた美しくも力強いパターンと温かな風合い、そして高度な技術が満載となる。
藤原小百合アンProfile●ハワイアンキルト・キルター
高校でのアメリカ留学を機に、大学卒業後、本土を経てハワイに移住。ハワイアンキルトに魅せられて勉強を始め、2001年に東京教室を開催し、その後ハワイでも教室を持つ。9.11の同時多発テロ犠牲者と家族の追悼として「千羽鶴フレンドシップ・キルト」を日本人とハワイ人の援助を得ながら完成させ、09年9月に9.11メモリアルに寄贈。11年7月「キルトハワイ」で「マノアの森」がグランプリ受賞。12年よりハワイ州観光局のカルチャーコミッティのメンバーに。13年にイオラニ宮殿公認のドーセントになる。著書「のんびりちくちくハワイアンキルト」「ハワイ、花とキルトの散歩道」「キルト・ストーリー」など。数多くのハワイアン・イベントに出展中。
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