星海社×Amazon×字游工房による世界初となる星海社オリジナルの「電子書籍専用フォント」による電子書籍が7月17日に販売開始
星海社による電子書籍が202年7月17日にkindle限定で配信を開始した。販売は講談社となる。
世界初となる星海社オリジナルの「電子書籍専用フォント」の書体設計は、スティーブ・ジョブズの賞賛を受けたmacOS標準搭載日本語フォント・ヒラギノの書体設計士である字游工房の鳥海修氏。「心を揺さぶる」をテーマにしたフィクション用かなフォント「フミテ(筆)」と、「頭が冴え渡る」をテーマにしたノンフィクション用かなフォント「なぎ(凪)」は、それぞれのフォントの開発アドバイザーを務めた作家・京極夏彦氏とライター・古賀史健による命名となる。電子書籍化にあたってのディレクションは星海社の紺野慎一氏、松島智氏が務めた。
電子書籍専用フォント「フミテ(筆)」
▼星海社オリジナル電子書籍専用フィクション用かなフォント「フミテ」開発アドバイザー京極夏彦氏からのコメント。
フミテとは、「筆」の古語。人から人へと想いを伝えるテクノロジーの根源にあるべき熱量を、この日本初の電子書籍専用書体は見事なまでに継承し、体現しています。先駆けとなる今回の事例に続く新たな挑戦によって、電子書籍の世界がさらに魅力あふれるものとなることを期待しています。
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※ この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためには、iOS・Android端末での閲読を推奨します。それ以外の環境では、独自フォントでの正しい表示を保証できません(通常フォントでの閲覧には問題ありません)。
電子書籍専用フォント「なぎ(凪)」
▼星海社オリジナル電子書籍専用ノンフィクション用かなフォント「なぎ」開発アドバイザー古賀史健氏からのコメント。
「読むノイズキャンセリングヘッドフォン」。この書体にキャッチコピーをつけるなら、こんなことばがふさわしいと思います。視覚的なノイズを極限まで排し、知の修得をいっさい妨げない、ニュートラルな書体。湖面に響く鳥の声にも似た、静寂の書体。そんな第一印象を頼りに、水面に波の立たないおだやかな状態を指す「凪」から、この名を選びました。
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※ この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためには、iOS・Android端末での閲読を推奨します。それ以外の環境では、独自フォントでの正しい表示を保証できません(通常フォントでの閲覧には問題ありません)。