Webフォントサービス「REALTYPE」にヒラギノフォント追加
リアルタイプは、SCREENグラフィックソリューションズの「ヒラギノフォント」がウェブフォントサービス「REALTYPE(リアルタイプ)」で7月下旬より提供開始されることを発表した。
REALTYPEに搭載されるヒラギノフォントは、発売以降さまざまなシーンで利用されるフォント。新たに追加される50フォントはゴシック体、明朝体、丸ゴシック体、ユニバーサルデザイン書体、行書体、簡体字フォント、繁体字フォントなど幅広いバリエーションとなっている。
REALTYPEにヒラギノフォントが搭載されることで、OSやデバイスを問わず、定額でヒラギノフォントがウェブフォントとして利用可能になる。
ヒラギノフォントの特徴
「ヒラギノ角ゴ」は、シーンを選ばないスタンダードなフォントとして、コーポレートフォントから映像メディアの情報表示まで、幅広いシーンで活躍する。世界中で利用されるスマートフォンやOSの表示に標準で利用されているフォントでもある。
「ヒラギノ明朝」は、モダンな表情を持つ明朝体。コーポレートフォントのほか、広告、企業や製品のブランドイメージを支えるフォント。
「ヒラギノ丸ゴ」は、ヒラギノファミリーのシャープでモダンな印象を持つ丸ゴシック体。ポップすぎない印象は、カタログやマニュアルなどで活用されている。ヒラギノ角ゴ、ヒラギノ明朝と同様に、全世界でシェアのあるOSに日本語表示フォントとして標準で搭載されている。
「ヒラギノUD角ゴ」「ヒラギノUD明朝」「ヒラギノUD丸ゴ」は、読みやすさと誤読の防止に配慮したユニバーサルデザイン書体。ヒラギノファミリーの特徴を保ちつつユニバーサルデザインに配慮したフォント。
「ヒラギノUD角ゴF」は、明るくすっきり見える「フラット」「ファイン」がコンセプトのユニバーサルデザインフォント。
「ヒラギノ角ゴ オールド」は、金属活字に由来する仮名により、力強さと懐かしさを感じるフォント。
「こぶりなゴシック」は、柔らかく丸味をもったゴシック体でエディトリアルやパッケージデザイン、広告のキャッチコピーなど、デザイナーの間で人気のあるフォント。
「ヒラギノ行書」は、華やかさと力強さが特徴の行書体。優雅さと読みやすさを両立し、縦でも横でも美しく組める特徴がある。
「ヒラギノ角ゴ 簡体中文」「ヒラギノ角ゴ 繁体中文」は、ヒラギノ角ゴのコンセプトを継承し、中文フォントの中でも現代的なデザインのゴシック体です。簡体中文はGB認証も取得していることから、グローバル向けのコーポレートサイトやブランドサイトなどで活躍するフォントとある。
REALTYPE
REALTYPEは、ウェブブラウザで自由にフォントを利用・配信できるサービスとして、2016年にオープンしたウェブフォント配信プラットフォーム。REALTYPEの独自技術により必要な文字だけが配信されるため、ウェブフォントを高速に表示できる。料金プランも利用したいサイトのニーズに合わせて従量制と定額制から選べるため、サイトにあったコストで多様なウェブフォントが利用できる。
REALTYPE紹介記事