mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

りんごの木代表である柴田愛子先生が綴る保育エッセイ

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とことんあそんで でっかく育て

世界文化社は、子どもの主体性を尊重する「りんごの木」代表・柴田愛子氏が綴る保育エッセイ「とことんあそんで でっかく育て」を2019年7月9日(火)に発売した。

柴田愛子Profile●「りんごの木」代表。東京の私立保育園に保育者として10年勤めた後、「りんごの木」を創設。「りんごの木」の代表を務めるかたわら、保育者や保護者向けの講演や執筆、セミナーを通じて、子どもの育ちのドラマを発信している。『あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます』(小学館)、『保育の瞬間』(学研プラス)、『それって、保育の常識ですか?』(すずき出版)、絵本『けんかのきもち』(ポプラ社)など著書多数。

子どもに寄り添う保育を実践する「りんごの木」代表が綴るエピソード

全身で喜怒哀楽を表現し、なにげない遊びのなかからたくさんのことを学ぶ子どもたち。その膨大なエネルギーに大人が振り回されることも少なくない。少し保育に疲れたときに、くすっと笑えてぐっと心に響くのが、47年ものあいだ、子どもに寄り添ってきた柴田愛子氏のエッセイが「とことんあそんで でっかく育て」。本書は「りんごの木」での保育エピソードを通して、あそび込むことで生まれる好奇心や探究心、問題を自分たちで解決していく姿などが、柴田愛子氏の温かい眼差しで語られている。

りんごの木とは…

1982年、柴田愛子を含む3人の元保育者により、子どもにかかわるトータルな仕事をする場として創設。現在は、2歳から就学前の子どもを対象とした幼児保育のほか、造形、音楽、クッキング、あそびなどの各教室を開設する「りんごの木子どもクラブ」、保育者・保護者向けの講演や執筆活動、セミナーなどを主催する「ワークショップ」、書籍やCDの発行と販売をする「出版部」の3つの分野で活動中。 

ringono-ki.org

 

「とことんあそんで でっかく育て」エピソード1:子どもの本音に耳を傾ける「ミーティング」

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子どもの主体性を尊重するりんごの木では、4歳児のはじめから、毎日“ミーティング”という話し合いをしている。話題はその日の朝に食べてきたものや、モヤモヤしているケンカの話など多岐に渡る。ある日のテーマは一泊の雪あそびへの参加。「行かない」と言った子にも、その子なりの理由がある。他の子も交えた話し合いの結果、1人の子は行かない選択をした。

 

 

「とことんあそんで でっかく育て」エピソード2:どうしても勝てないリレー

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運動会でいちばんの人気種目のリレー。がんばってもどうしても勝てない赤組には、発達がゆっくりで、まだ競技にやる気になっていない子がいた。「あの子が出なければいいの?」「かわいそう」「本人がやる気がないなら、かわいそうではない」さまざまな意見を愛子先生と子どもたちが出し合う。協調性とは、自分を犠牲にして相手に合わせることではなく、互いを受け入れて尊重し合うことなのだと、いつも子どもたちから教えられる。

 


「とことんあそんで でっかく育て」目次

スペシャル対談 柴田愛子×大豆生田 啓友
子どもと保護者の春の不安
保育の理想と現実
子どものけんか
夏のあそびと子どもの育ち
ざりがに釣り
心を体を育む秋の行事
食育の根っこ
子どもの本音に耳を傾ける
ごっこ遊び
卒園
特別インタビュー りんごの木で過ごしたあの日 そして今

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柴田愛子流「りんごの木」の保育 春夏秋冬  とことんあそんで でっかく育て (PriPriブックス)

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ちょっと保育につかれたら、くすっと笑えて、ぐっと心に響く、柴田愛子先生のエッセイで元気を充電しませんか?そして、"やらねばならぬこと"を少しだけ放棄して、子どもたちとあそんでみれば、きっと子ども本来の姿や育ちが見えてくるはずです。本書は「りんごの木」での保育エピソードを通して、あそび込むことで生まれる好奇心や探究心、問題を自分たちで解決していく姿などが、愛子先生の温かい眼差しで語られています。

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