ステキな広告ジオラマ
誠文堂新光社は、2021年2月17日(水)に、あの広告に登場のジオラマはこうして作られたという、超絶リアルがテレビ・ネットで話題となった世界トップレベルのジオラマ作家・情景師アラーキー氏著書による制作裏話を公開した「ステキな広告ジオラマ」を発売した。
「ステキな広告ジオラマ」は、その緻密さ、空気感の演出が世界で高評価を得ている、ジオラマ作家・情景師アラーキー氏の書籍第4弾。
今回は「広告ジオラマ」と題し、情景師アラーキーとしてこれまで企業CMや広告・イベントのために作成したジオラマを作例にして、その受注から製作までを公開。
請け負った企業は、サントリー、森永乳業、NHK、JR東日本、小学館、復興省、トヨタファイナンス、オレゴン州観光局、東映と多岐に渡る。
「ステキな広告ジオラマ」では、そのクリエイションのツボ、依頼のいきさつ、ジオラマ制作のポイント、広告の説明など、その世界観を豊富なビジュアルで余すことなく紹介。
会社勤めからフリーとなったクリエイターが独立後、趣味を仕事にしてきた5年間の足跡。
[はじめに]より
ジオラマを和訳した言葉「情景」。私がもっとも大切にしている言葉で、私の活動名「情景師」にも使われていますが、「心に感じさせる場面や様子」という意味です。細かく作り込まれたミニチュアの風景=ジオラマではなく、それを見たことで何か心の中に湧き上がる感情や風景が重要であるという解釈は、本当に素敵だと思います。その湧き上がった思いを広めるための「広告ジオラマ」を作ること、ジオラマ作家のなんて素敵な仕事なんでしょう! と日々感じています。
情景師アラーキーProfile●1969年東京生まれ
中学時代に本格的にジオラマ作りを開始。大学で工業デザインを学び、1993年に株式会社東芝にプロダクトデザイナーとして入社。以後、趣味としてジオラマ製作を続け、模型コンテストの受賞をきっかけに、各種模型雑誌からの依頼を受け、ジオラマ作品を多数製作発表。サラリーマンをしながら、ジオラマ作家として二足のわらじで活動を続ける。2014年にネットで拡散した作品が、「リアル過ぎるジオラマ」としてテレビなどメディアで大きな反響を呼ぶ。2015年、ジオラマ作家として独立。
以降、『作る!超リアルなジオラマ』『凄い! ジオラマ[改]』、『駄菓子屋の[超リアル]ジオラマ』と立て続けに上梓し、好調な売り上げを記録。CM用、博物館用、イベント用ジオラマの制作、玩具メーカーの企画など、ジオラマ界にて広く活躍中。
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