カワサキモータース初の電動・ハイブリッドバイクにモリサワ開発のオリジナルフォントが採用
モリサワは、カワサキモータースが初めて手がけた電動モーターサイクルおよびハイブリッドモーターサイクルにオリジナルフォントを開発、提供したことを2023年10月23日に発表した。
カワサキモータースが、モーターサイクル用にオリジナルフォントを採用するのは今回が初の試みで、カワサキ初の電動モーターサイクルであるNinja e-1とZ e-1およびハイブリッドモーターサイクルNinja 7 Hybridにふさわしいデザインを実現するため、オリジナルフォントを開発、採用することとなった。
オリジナルフォントとは、独自のブランドや製品のイメージに合わせてカスタマイズする独自のフォントで、既存のフォントをベースにデザインをカスタマイズしたり、新たな文字を追加することなどもできます。欧文フォントと和文フォントの組み合わせや、Webフォントや組込みフォントなど、利用目的に合わせた提供が可能。
採用されたのは、「Kawasaki Type 001」と「Kawasaki Type 002」の2つのフォントで、TFTメーターの時計部分に「Kawasaki Type 001」、それ以外のスピード、ギアポジション、バッテリー表示などに「Kawasaki Type 002」が使用されています。また、車両の状態や走行ログなどを確認するためのアプリ『RIDEOLOGY THE APP』にも「Kawasaki Type 002」が採用されている。
TFT 液晶スクリーンの時計部分にはKawasaki Type 001、それ以外の部分には、Kawasaki Type 002 が使われている。
「Kawasaki Type 001」「Kawasaki Type 002」いずれも、走行中の振動や天候などさまざまな状況下における視認性を重視しつつ、「Kawasaki Type 002」は、スピード感やメカニック感といった個性をデザインで表現し、「Kawasaki Type 001」は、より幅広いモデルでの使用を想定しているとともに、今後、カワサキが発売する新たなモデルにも採用を予定している。
発表されたNinja e-1、Z e-1は、欧州など導入国にて順次発売が開始され、日本国内においても発売が予定されている。
Ninja 7 Hybridは2024年より、導入国にて順次発売予定。
燃費の良さと高い走行性能を両立し、近距離の通勤通学からツーリングなどで活躍するモーターサイクルとなる。
初のオリジナルフォント採用の背景や開発中のエピソードについて、カワサキモータース企画本部デザイン部のスタイリングデザイナーのインタビュー記事も公開中となる。
▼モリサワ User’s Voice:カワサキ初の電動モーターサイクル、ハイブリッドモーターサイクルとともに誕生屋外走行に耐える視認性を備えたオリジナルフォント
▼モリサワnote:カワサキ初の電動モーターサイクル、ハイブリッドモーターサイクルに導入された「視認性×個性」を叶えたオリジナルフォントの話
▼モリサワのオリジナルフォントについてはこちら
▼Ninja e-1、Z e-1 についてはこちら
▼Ninja 7 Hybridについてはこちら(英文)
▼今回、発表されたNinja e-1、Ninja 7 Hybrid は、Japan Mobility Show 2023 に展示予定となる。