Hyundai Motor Companyの日本語コーポレートフォント「Hyundai Sans」をモリサワが開発
モリサワは、日本の乗用車市場に再参入した、韓国・Hyundai Motor Company(ヒョンデ モーター カンパニー)のコーポレートフォント「Hyundai Sans」の日本語フォント「Hyundai Sans JP」を開発・提供したことを2022年8月24日に発表した。
Hyundai Motor Companyは、日本の乗用車市場への再参入に伴い、日本法人名を「Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ モビリティ ジャパン)」とし法人名を変更。ハングル、欧文など進出市場で使用しているコーポレートフォントに日本語を追加することとし、モリサワと共同開発した。
このコーポレートフォント「Hyundai Sans JP」は、日本販売されているゼロ・エミッション・ビークル(ZEV)である「IONIQ 5(アイオニック 5)」(BEV:バッテリー式電気自動車)と「NEXO(ネッソ)」(FCEV: 水素電気自動車)の広告や、ヒョンデ モビリティ ジャパン公式サイトなどで利用され、今後日本での活動において利用範囲を広げていくとのこと。
今回採用された「Hyundai Sans Head JP」「Hyundai Sans Text JP」は、それぞれタイトルと本文での利用などを想定している。
欧文コーポレートフォント「Hyundai Sans Head」との一貫性を重視し、ジオメトリック、スムーズ、モビリティをコンセプトキーワードとして作成した「Hyundai Sans Head JP」に対し、本文利用の「Hyundai Sans Text JP」はレスジオメトリックで、より自然で馴染みのあるゴシック体となる。
マネージングダイレクター・加藤成昭氏はHyundai Motor Companyの日本語コーポレートフォント「Hyundai Sans」に関して以下のように述べている。
「Hyundaiのグローバルで統一したブランドイメージを新しい日本市場でも踏襲していく必要があり、Hyundai Sansに合わせて日本語のコーポレートフォントを策定しました。オンラインでの販売のため、文字への依存が高く、フォントの役割は重要です。シンプルで読みやすく、消費者の皆さまに評価いただいています。」
モリサワ代表取締役社長・森澤彰彦氏はHyundai Motor Companyの日本語コーポレートフォント「Hyundai Sans」に関して以下のように述べている
「グローバルブランドであるHyundaiの日本市場参入をサポートすることができて大変光栄です。今回は、弊社の韓国現地法人が窓口となって完遂することができました。日本企業の海外展開や、海外企業の日本またはアジア展開に伴い、日本語フォントや欧文フォント、中国語・韓国語フォントなどをお手伝いするケースも増えており、グローバルネットワークを活かし対応していきます。」
▼日本語コーポレートフォント採用の背景や日本市場参入の意気込みなどについて、ヒョンデ モビリティ ジャパンのマネージングダイレクター加藤成昭氏へのインタビュー記事
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人間らしい温かみのあるオリジナルフォント
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