mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

IBMが無料で使えるフォントIBM Plexを公開

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オープンソースフォント・IBM Plex 

コンピュータ関連製品およびサービスを提供するIBMがオリジナルフォントセット「IBM Plex」を開発して無料で使えるオープンソース・フォントとしてGitHubで提供している。
「IBM Plex」は、IBM-Plex-Mono、IBM-Plex-Sans、IBM-Plex-Sans-Condensed、IBM-Plex-Serifの4種類の書体がある。

オープンソースフォント・IBM Plex 書体見本

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上記の4書体はそれぞれBold。

 

IBM-Plex-Mono

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IBM-Plex-Sans

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IBM-Plex-Sans-Condensed

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IBM-Plex-Serif

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それぞれの書体にはExtraLight、Thin、Regular、Medium、SemiBold、Bold、Condensedのウェイト(太さ)があり、またイタリック体も完備している。フォント形式はTrueTypeとOpenTypeの他、WOFFやEOTなどのWebフォントも準備。

 

オープンソースフォント・IBM Plexのダウンロードはこちら

github.com

 


「IBM Plex」はのライセンスはSIL Open Font Licenseで個人だけではなく商用でも利用可能。

 

フォントのミステリー:何故、オリジナルフォント「IBM Plex」が開発されたのか?

2018年で創業107年となるIBMでは、コーポレートフォントとして50年以上に渡り、超メジャーフォントである「Helvetica」を使用してきた。そのフォントライセンスには毎年100万ドル(約1億1000万円)以上のコストがかかってきたようだ。そのコストを削減するため、IBM Brand&Experienxeチームは、Helveticaに代わり、IBMのブランド精神と歴史を捉え、印刷物・ウェブ・モバイルインターフェースでも読みやすく、国際的に通用する書体を目指して、IBM Plexを開発した。

 

「IBM Plex」の今後…、日本語版「IBM Plex」は?

IBM Plexは現在、英語、フランス語、ロシア語など、ラテン文字とキリル文字を用いる96言語に対応。2018年中にアラビア文字・デーヴァナーガリー・ギリシャ文字・ヘブライ文字・タイ文字に対応予定。そして朗報として日本語や中国語や韓国語フォントも2019年~2020年に対応予定とのことだ。日本語版「IBM Plex」のリリースを楽しみに待ちたい。

 

 

▼Brocade 10-port Upgrade SW 

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▼X3400 M3 XQC(E5620) 4GB M1015 

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▼IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉 (Eijipress business classics) 

IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉 (Eijipress business classics)

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  • 作者: Jr.,トーマス・J.ワトソン,Jr.,Thomas J. Watson,朝尾直太
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2004/07/01
  • メディア: 単行本
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ディア掲載レビューほか
IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉
 IBMの創業者、トーマス・ワトソンの息子である著者が、IBMのCEO(最高経営責任者)時代に著した経営書。絶版だったものを復刊した。

 すべての組織には、方針や活動の土台となる健全な信条が必要。これらを忠実に固守できるか否かが、会社の成否を決める。IBMを成功に導いたのは「個人を尊重する」「世界一の顧客サービスを提供する」「すべての仕事を最高のやり方で遂行する」という3つの信条だとして、内容を紹介する。

 「完璧を目指さずに成功するよりも、完璧を目指して失敗する方がよい」「会社を倫理的で清廉に保つことは、経営トップの責任である。決して成り行き任せにしてはいけない」など、現在も十分通じる経営哲学を示す。


(日経ビジネス 2005/01/24 Copyrightc2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画 

 

Netflixもオリジナルフォントを開発!

フォントのライセンス量料金が高額でフォントを開発したといえばNetflixもそうだった。今後、CIフォントを自社で開発していく会社が増えていくのだろうか。

▼関連記事:Netflixがフォントのライセンス料を理由の1つに挙げてオリジナルフォントを開発

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