mojiru【もじをもじる】

「mojiru」はこのブログ名。「もじる」は著名な言い回しに似せて表現すること。ブログでは、本・映画・グルメなどのヒット商品や気になったトレンドを文字をもじったりもじらなかったしながら、フォントを使ったり使わなかったりしながら取り上げていく。更新頻度は1日1回が基本です。[もじる使用例]1.吾輩は下戸である。お酒は飲めない。2.太閤がまずしかったから。3.棋士の一二三に惨敗。

パワーアップした天文データ集「天文年鑑2020年版」

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天文年鑑2020年版

誠文堂新光社は2019年11月20日(水)に天文年鑑編集委員会編者による、写真掲載数や新項目など、前年よりボリュームアップさせた天文データ集「天文年鑑2020年版」を発売した。

 

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「天文年鑑2020年版」は、2020年に起こる天文現象の予報と解説(全国8都市における日の出入り・月の出入りの時刻や月の出・月の入りの時刻をはじめ、毎月(12ヵ月)の星空、日食や月食などの食現象、各惑星の動き、準惑星や小惑星の動き、彗星の出現予報、流星群の予報など)や、2019年に起こった天文現象の観測結果を収録。

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「天文年鑑2020年版」では、これまでの天文年鑑から40ページ増ページを行い、巻頭の口絵ページが8ページ増の16ページと、2019年に起きた天文現象の貴重な写真や資料性の高い写真などの掲載点数が増やしている。
今回の口絵グラビアページでは、2019年に観測された太陽面現象、最近の流星群と火球観測、小惑星の観測、日本人によって発見された彗星、発見された新星や超新星、チリで見られた皆既日食などの観測結果を紹介。

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本文ページでは、主な星雲・星団、太陽面現象、超新星、太陽系外惑星、人工天体、流星群に出現予報など、観測の進歩が著しい分野やアマチュア天文家が観測に興味を持っている分野のデータ及び予報ページの情報量をアップしている。
また、天体写真を赤外線の領域を撮影する際によく写る分子雲の星図“高銀系分子運の写真星図”も掲載し、天体観測や天体写真撮影時に役立つ情報を充実させた。
2020年に起こる注目の天文現象は、6月21日の部分日食と、10月6日の火星の準大接近がある。このうち6月21日(日)に起こる部分日食は夕方に起こり、沖縄県の那覇で83%、東京で47%と大きく欠け、北海道の札幌でも29%ほど欠け、全国で見ることができる。そしてこの日食、台湾では太陽がリング状になる金環日食が起こる。10月6日の火星の準大接近は、前回の火星大接近時の95%の大きさで見えていますが、地平線からの高度が高く見やすくなっているので、観測条件は前回の大接近時よりも良い条件となり、観測に期待が持てる。

2020年の注目の天文現象

1月11日:ブランパン彗星が地球に接近
2月20日:月と木星が大接近
4月3日:金星とプレヤデス星団が接近
6月21日:日本で部分日食、台湾や中国で金環日食
7月~8月:木星と土星が並ぶ
10月6日:火星が準大接近
11月30日:半影月食
12月13日:金星と月が大接近
12月15日:南米で皆既日食
12月21日:木星と土星が大接近

 

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「天文年鑑2020年版」目次

[巻頭口絵]
●日本天文遺産第1号「会津藩校・日新館天文台跡」
●2019年1月6日の部分日食
●太陽活動の極小期に出現した大きめの黒点
●2019年9月8日の土星食
●2019年7月2日の皆既日食
●2018~2019年の火星の様子
●2019年の木星,土星の様子
●小惑星66391(1999KW4)の接近
●突如尾が観測された小惑星(6478)Gault
●食現象
 木星による恒星食
 火星によるGSC1223.977の食
 小惑星(201)Kleopatreによる恒星食
●小牧隕石
●この1年に訪れた主な明るい彗星
 C/2018 V1 マックホルツ・藤川・岩本彗星
 C/2018 Y1 岩本彗星
 38P/ステファン・オテルマ周期彗星
 46P/ウィルタネン周期彗星
 21P/ジャコビニ・チンナー周期彗星
 60P/ヅチンシャン第2周期彗星
●流星群と火球
 ペルセウス座流星群
 2019年3月24日に出現した大火球
●超新星と新星
 2018ivc
 オリオン座新星 V2860 Ori
●2019年の話題
 恒星間天体のボリソフ彗星(C/2019 Q4)
 大型低温重力波望遠鏡「KAGRA」が完成
 小惑星探査機「はやぶさ」
 リュウグウに2回のタッチダウン

 

「天文年鑑2020年版」こよみ

展望/毎月の空/日食と月食/2020年の主な星食/2020年の接食/2020年の小惑星による恒星の食/2020年の流星/太陽・月・惑星の正中・出没図/日本の日出没時と月出没時/日本各地の日出没時と月出没時/天体の高度・方位・正中時・出没時/世界時0時のグリニジ視恒星時/太陽のこよみ/太陽面の経緯度/月のこよみ/太陽の月面余経度と月面緯度/月の首振り運動(秤動)/惑星のこよみの解説/水星:水星のこよみ/金星:金星のこよみ/火星:火星面の中央点の火星面経度、火星のこよみ/木星:木星のこよみ、木星面の中央点の木星面経度、木星の衛星の運動図、木星の衛星の食現象/土星:土星のこよみ、土星の衛星の運動図、土星面の中央点の土星面経度/天王星:天王星のこよみ、天王星の衛星の運動図/海王星:海王星のこよみ/準惑星・冥王星のこよみ/小惑星のこよみ/近く訪れる彗星/連星/変光星

 

「天文年鑑2020年版」データ

天文基礎データ/軌道要素からの赤経・赤緯の計算/太陽面現象/衛星と環/人工天体/最近の流星群と火球/隕石/最近の星食・接食・小惑星による食の観測結果/最近の小惑星の観測/この1年間に発見された彗星/太陽系外縁天体TNO/番号登録された周期彗星/新星/太陽系外惑星/超新星/星座/主な恒星/主な星雲・星団/ユリウス日/最近の「時」/冷却CCD・デジタル一眼レフデータ/天体撮影の露出データ/天体望遠鏡データ/星図 /高銀緯分子雲の写真星図/メシエ天体一覧/月面図/北極標準星野/プレヤデス標準星野

天文年鑑・凡例/星座略符表/惑星の記号とユニコード/ギリシャ文字の読み方/月齢カレンダー                      

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